禁煙56
●●禁煙治療の話で盛り上がるⅢ●●
AさんBさんに禁煙の方法を聞いてみると、2人とも自我流で我慢、忍耐、気合で禁煙に立ち向かう方法だったようです。
科学的に根拠のない、何ら裏付けのない、精神力だけで立ち向かう方法で失敗を繰り返したようです。
でも・・・
そんなに何回も禁煙に失敗したということは、それだけニコチンの魔の手に脳も精神も肉体も蝕まれているということです。
他人事とは言え、恐るべしニコチン。
「そうなんですね・・・お2人とも、禁煙失敗組ですか」
「そうなんだ」 「はい」
「じゃあ、タバコを止めたいと思う気持ちは筋金入りということですね」
「そういうことかな」 「右に同じ」
「タバコも罪つくりですね」
「まったくだよ」 「ところでNさんの禁煙歴はどうですか」
「私の禁煙歴ですか?」
「ええ」
「喫煙歴じゃなくて、禁煙歴ですね」
「じゃあ、どちらも聞いておきます」
「ホホホ、喫煙歴は今45才ですから、-20で25年と言いたいところですが、中学3年の15歳からですから30年と言うところです」
「これはこれはご丁寧な申告を有難うございます」
「ハハハ、禁煙歴は・・・実は・・・初めての禁煙なんです」
「は、初めて」 「オー、初心者か」
「そうなんです。 バリバリの若葉マーク。 禁煙初体験です」
「そ、それで上手くいきそうなの?」
「今のところいい感じです」
「オー」 「そ、そうか」
「このまま上手く禁煙に成功しそうな気がしています」
「他人事ながら悔しい」 「羨ましい」
「恐れ入ります」
「・・・・・」 「・・・」
「ところで、お2人はどして禁煙に再チャレンジしようと思われたのですか?」
「世の中の流れかな・・・」 「家族の反対」
「そうですよね、そんなところが大きいですよね」
「全くだよ、タバコを吸っているだけで嫌な目で見る奴等がいる」 「同感」
「私もそんな他人の目を感じたことがあります」
「私は勤め人なんだけれど、職場では禁煙を強制されるような雰囲気だしね、吸うなら外で吸えと・・・」 「勤め人じゃないけれど同感」
「本当にそんな時代ですよね」
「仕事中、勤務時間内でタバコを吸うなんてもっての外という時代になってしまったからね」
「そうそう」
「言われれば当然なんですけれど、辛いですよね」
「全くです」 「そのとおりです」
「愚痴のこぼし合いになっていませんか?」
「そんな気がする」 「前向きにいきましょう」
「そうしましょう」
以下 ●●禁煙治療の話で盛り上がるⅣ●● は57に続く