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医療・介護のよもやま話

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2008.4.30 水曜日

4月過去記事(目次)

今日は、4月書いた記事(お話?)の一覧を表示します!                                                           2月・3月分の一覧は4月3日に掲載してあります!

2008-04-04 なんてタイムリーな記事?

2008-04-05  交通事故(序章)

2008-04-06  損保J ①                                                                        2008-04-07  損保J ②                                                                    2008-04-08  損保J ③                                                                  2008-04-09  損保J ④                                                                  2008-04-10  損保J ⑤                                                                2008-04-11  損保J ⑥                                                                  2008-04-12  損保J ⑦                                                                  2008-04-13  損保J ⑧                                                                  2008-04-14  損保J ⑨                                                                 2008-04-15  損保J ⑩                                                                  2008-04-16  損保J ⑪                                                                  2008-04-17  損保J ⑫

2008-04-18  N事務長危機一髪 ①                                                            2008-04-19  N事務長危機一髪 ②                                                             2008-04-20  N事務長危機一髪 ③                                                          2008-04-21  N事務長危機一髪 ④                                                            2008-04-22  N事務長危機一髪 ⑤                                                          2008-04-23  N事務長危機一髪 ⑥                                                          2008-04-24  N事務長危機一髪 ⑦                                                               2008-04-25  N事務長危機一髪 ⑧                                                        2008-04-26  N事務長危機一髪 ⑨                                                            2008-04-27  N事務長危機一髪 ⑩                                                           2008-04-28  N事務長危機一髪 ⑪

2008-04-29  N事務長危機一髪 後書

後は、右上のカレンダーで該当日をクリックしてください!!


2008.4.29 火曜日

N事務長危機一髪 後書

医療・介護のよもやま話 — admin @ 10:36:51

そんなに病院って危険なの?

どうなんでしょうか?                                                                          N事務長自身、心の底から危険だと思ったことはありませんでしたが・・・

でも、これは、乱闘になるかな?                                                                      と思ったことは何度かありました・・・

ただし、殴られた方がいいなと、思っていたりして・・・

何故なら、その患者さんは2度と病院来られなくなるから!                                             例え来たとしても、それ以後は大人しくなるはずですから!                                                ≪肉を切らして骨を断つ≫です!

本来、病院はそんな場所ではいけないんですが・・・

しかし、実際はいろんな患者さまがいます・・・

今、医療現場を離れてふと思うことは、病院にもそんな患者さまをもっと大きく受け入れる寛大さがもっともっと必要なのかなと・・・

でも、これだけ、医療行政が厳しさを増してくると、どうなんでしょうか・・・

以前から思っていたことを書かせていただきますと、患者さまは以下の法律の解釈が間違っています!

≪医師法第19条≫ 診療に従事する医師は、診察治療の求があつた場合には、正当な事由がなければ、これを拒んではならない。

時々こんな患者さまがいらっしゃいます                                                             明らかに、交通事故の後遺症もないのに病院に来て、医師から治療の必要はないと言われると「診療拒否ダ!!」なんて・・・

正当な事由って何でしょう?

Dさんもそうです!                                                                        確かに体調は悪いでしょう・・・                                                                 でも、お酒飲んでいるから!                                                                    医師からもお酒を控えれば体調は良くなるだろうと説明を受けている・・・                                         でも、お酒を飲んで(酔っぱらって)病院に来る!                                                                 事前に、お酒を飲んでる時は診療はしないと言ってある!(ただし、緊急時は除く)                                    それでも、診療しろと受付に詰寄る!                                                             ついに、暴れる!                                                                          逮捕!                                                                              禁固!                                                                                出所!                                                                                逆恨み!

ウーン、やっぱり病院は危険な場所ですか?

それでもN事務長は、病院が危険な場所とは思っていません!                                                             実際Dさんは登山ナイフを事務員にちらつかせたようですが・・・                                                   N事務長に会いたかっただけじゃないかなと・・・

N事務長とDさんは仲良しだったから・・・

いいように考えすぎですか?

実際に1年に何回かは病院職員、患者に刺されるなんて新聞に掲載されますが!                                  普通の生活していても、強盗にあったり!                                                          暴行傷害事件に巻き込まれたり!                                                               何があってもおかしくない社会です・・・

病院だけは、そんな事件事故が起こらない平和な場所であることを祈ります!


2008.4.28 月曜日

N事務長危機一髪 ⑪

●●N事務長危機一髪の真相●●

さて、検察初体験を終えて・・・                                                                    HEROをイメージしていたN事務長は?                                                              ある意味、鬼?女検事さんの容姿に納得し、いじめに失望したのでした・・・

そんなこんなで季節は変わり、あっという間に1年が過ぎていきました。

そろそろDさんが戻ってくるなーなどと考えていると・・・                                                   N事務長に転勤の話が浮上しました!                                                                                        同じグループ病院への転勤です!                                                                    業務命令ですから断るわけにもいかず・・・                                                                慣れ親しんだ●×病院を去ることになりました!

●×病院から×●病院に変わるだけで、N事務長に変わりはありません!

新しい×○病院で忙しく業務をしていた矢先!                                                                        その日も残業で22:00を回った頃!

「そんなこといいな、出来たらいいな・・・」

●×病院からの携帯着信音が・・・

「Nですけれど?」

「N事務長ですか、事務当直のSです!」

「Sさん元気ですか?」

「ハイ!」

「どうしたの?」

「それが・・・」

「なになに?」

「Dさんが現れました!」

「そう、出てきたんだね!」

「それが・・・」

「どうしたの?」

「今、お帰りになられましたが・・・」

「酔っぱらって、診察してくれだったの?」

「いえ・・・                                                                              少し飲んではいたようですけれど・・・」

「それで?」

「ハイ、N事務長を出せと・・・」

「なるほど・・・」

「これはまずいと思いましたので、N事務長は○×病院を退職しましたと言いました!」

「ウンウン」

「そしたら、Nの野郎め逃げやがったなっていって・・・」

「ホー」

「私に、登山ナイフを見せて・・・                                                                  今日はこれでNを差してやろうと思ったのに!                                                       などと言ってました!」

「そうか・・・                                                                               Sさんご苦労さまでした!                                                                   怖い思いさせて申し訳なかったね!」

「ハイ、少し怖かったです!                                                                    目が据わってましたし・・・                                                                     人が人を刺そうと思った時、こんな風になるのかなーと思いました!」

「そうか・・・                                                                             それで、Sさんは大丈夫でしたか?」

「ハイ、狙いはN事務長だけだったみたいです!                                                        随分、ここ最近、病院を見張っていたけれど、N事務長の姿が見えないので確認に来たと言ってました・・・」

「そうか、そうでしたか・・・」

「退職後に何処に行かれたかは誰も知りませんと言っておきましたが・・・」

「ありがとう・・・」

「まさにN事務長危機一髪ですね?」

「危機一髪なのかな・・・                                                                      これが俗に言うお礼まいりっていうものですね!」

Dさんもう大人しくなってください!お願いします!!

=完=


2008.4.27 日曜日

N事務長危機一髪 ⑩

医療・介護のよもやま話 — admin @ 20:33:57

●●Dさんの刑は?●● 

鬼女検事さんと警察で取った調書(被害届)の反復を終えると・・・                                                 鬼女検事さんが溜息を!

「フー!」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「ところで、Nさん?」

「はい?」

「Nさんは、Dを厳罰に処したいですか?」

「厳罰と申しますと?」

「そうですね・・・                                                                                  Nさんが、厳罰を望めば!                                                                    今回のNさんに対する暴行罪については、大した罪は問えないでしょうが・・・                                       でも、前科でついている執行猶予については、その刑が執行されると思います」

「そうですか・・・」

「どうしましょう?」

「どうしましょうといわれましても・・・」

「そうですよね・・・」

「Dさんか・・・」

「Dは、いつもお酒飲んで病院に行ってるんですか?」

「そうなんです!                                                                               普段は私の言うことは聞いてくれるんですが!                                                       あの日に限って警察の目の前でペットボタルを投げたんです!」

「そうですか・・・                                                                           それで、病院で他の職員の方々はどうですか?」

「私以外は・・・                                                                                              少々もてあまし気味ですね・・・                                                                                 女性の多い職場ですから!」

「そうでしょうね!」

「検事さんはどう思いますか?」

「私の意見は差し控えます!」

「そうですか・・・                                                                                 まあ、Dさんの体のことを考えると、お酒を飲まず規則正しい生活を送るほうがDさんの為にはなりますね!」

「わかりました!」

「病院の他の職員のことも考えるとある程度の罰はしょうがないかもしれません!」

「そうですか・・・                                                                                  本日のNさんのご意見は参考にさせていただきます!                                                       それでは、今日はお帰り頂いて結構です!                                                              また、ご足労いただくか、電話お掛けすることがあるかもしれませんが、その時は宜しくお願いします!」

そんなこんなで初検察経験も終了して、1週間くらい経った頃、鬼女検事さんからお電話をいただきました。その内容は!

「Nさんですか?                                                                          先日お話をお伺いしました●●検察庁の検事ですが・・・                                                    Dの件ですが、お考えは前と変わりませんか?」

「そうですね・・・」

「わかりました!                                                                          それだけお聞きしたかったので・・・」

というお電話を頂きました、最終確認なんでしょうか?                                                   それから、2週間経った頃、N事務長宛に検察庁より封書が届きました・・・                                         そこには、こんな内容が書いてありました!

≪D、●×市・・・在住が、●×病院勤務のNに対しての暴行について、その暴行は軽微なものであるが、Dは前科において執行猶予中であり、その刑を処することとする!」

その刑は1年間の刑務所暮らしでした・・・                                                           ちょっと可哀そうな気もしましたが・・・                                                                      病院のこと、職員のことを考えると致し方なかったかな・・・

ところで、これがなんでN事務長危機一髪なの?                                                        と思われた方・・・                                                                          まだ後日談があります!                                                                      それでは以下 ●●N事務長危機一髪の真相●● は⑪に続く


2008.4.26 土曜日

N事務長危機一髪 ⑨

医療・介護のよもやま話 — admin @ 12:50:11

●●女性検事は・・・●●

さてさて、とりあえずパイプ椅子に腰を落ち着けたN事務長ですが・・・                                                             あまりに、座りごこちが悪い!                                                                        この椅子に何人の被疑者が座ったことか・・・                                                          せめて、参考人と被疑者の椅子は変えたらと思うN事務長です!

女性検事(検察官)は年の頃30台前半か・・・                                                       知性的な顔立ちをされています!                                                                            スーツも仕立てのよいものを着ている!                                                            髪は軽くウエーブがかかり、色は落ち着いた栗色!                                                     パッと見には一流企業のキャリアウーマン風です!

さて、事務官はというと・・・                                                                    40代でしょうか?                                                                              オタクっぽい感じです!                                                                                          スーツも安そうですし、おどおどしていて、今風に言えばキモイ感じ!

「Nさん、氏名と生年月日、現住所をお願いします!」

「N、昭和●年●月●日、●●市××・・・」

「それでは、警察で取った調書を読み上げます!                                                  ・・・・・・・・・・・・・・・・・間違いありませんか?」

「ハイ」

「それでは、はじめます」

ここからは、警察で取った調書を、もう少し詳細に訂正していく作業です・・・                                                                                                       女性検事が聞く!                                                                                                                                           N事務長が答える!                                                                        女性検事がまとめる!の繰り返し・・・                                                            女性検事がまとめた言葉を事務官がパソコンに入力する・・・                                                ただし、事務官がキーボードを叩くのが遅い!                                                        そして変換間違いなのか、その度に女性検事が事務官を睨む!                                            挙句の果てには自分でキーボードを叩き入力し直す!                                                  女性検事と事務官のパソコンは共有しているのでしょう!                                                     暫くたつと、女性検事は事務官にイライラしながら

「そこ!違う!                                                                              ≪私も≫じゃなくて≪私の≫」

などと命令口調でしております!                                                               キーボードのMとNは隣ドウシだから、打ち間違いですか?

怖いですよ~・・・                                                                          ここまで、上下関係がはっきりしているとは!                                                           二人のやり取りを恐る恐る拝見させて頂きました!                                                       でも命令にも程がある!                                                                                        途中からは事務官が可哀そうになってきました!                                                         これは、いじめである!

鬼女検事ここにありですね・・・

以下 ●●Dさんの刑は?●● は以下⑩に続く


2008.4.25 金曜日

N事務長危機一髪 ⑧

医療・介護のよもやま話 — admin @ 13:08:37

●●検察にて●●

Dさん逮捕劇から10日程たちましたが、その後警察からは何の連絡もありませんでした。                                                   Dさんも、少しは反省したかな?                                                                      お酒のない生活が出来て体の具合もよくなっているだろうなどと思っていた矢先・・・

「N事務長宛に、●●検察庁から封書が届いてますよ?」

「私は、何も悪いことはしていないけど・・・」

「N事務長、この忙しい時期に収監されないでくださいね!」

「その時は、給与計算及び患者さまの対応はあなたがすることになるからヨロシク」

「給与計算はいいですけど、患者さま対応はちょっと・・・」

などと言いながら、検察庁からの封書を開けると・・・

≪呼出通知書≫                                                                                ○月×日、●●病院内での被疑者Dの暴行容疑についてお聞きしたいことがありますので、○月△日18:00に●●検察庁まで出頭お願いします。●●検察 検事××

という、文面であった!

「Dさんの件で呼出でした!」

「よかった。被疑者じゃなくて、参考人なわけですね?」

「そうみたい!」

「おめでとうございます」

「何が?」

「初検察体験でしょ?」

「そうだね・・・」

などとつまらぬことを話ながらも、Dさんには悪いけどちょっとワクワクのN事務長でした!

呼出当日                                                                        ≪呼出通知書≫にはお車でお越しの際は地下駐車場にこの通知書を提示の上、係員の支持に従ってくださいとなっていましたので、車でいくことにしました! 

検察は建て替えたばかりの真新しい近代ビルで、木村拓哉のHEROをイメージしていたN事務長には少々不服でした!

駐車場に入ろうとすると、警備員から制止されました!

「一般の方は駐車できません!」

「すみません、こちらに書いてあるんですが・・・」

「拝見します・・・どうぞ、このままお進みいただき、係員にこの書類を提示してください!」

「わかりました・・・」

なんとも厳重な警備です!                                                                   そりゃそうですね・・・                                                                     悪いことをした人達が来るところですから!                                                          車を支持どおり止め、入館証明書をいただき、指示された階に上がっていくと本当に綺麗なビルです                                                                                    高層ビルですから、外界が小さくみえます。検事さんは雲上人なんですね・・・                                        フロアーは相当広いですが、重厚なドアが10メートルおきに並んでいます!                                          また、喫煙室や自動販売機、待合室がフロアーの四隅にあります                                            教えられた待合室に行くと何人か人がいました                                                       この人達も皆私と同じように参考人?それとも被疑者?

後で聞いた話によると、被疑者は別のフロアー、もしくは、専用の待合室があり、一般人とは顔を合わさないようになっているそうです。待合室にいる人は被疑者を連行してきた刑事さんたちか、参考人だそうです!

待合室にいると、約束の時間を15分位過ぎたあとに名前を呼ばれました!                                          その方について行くとネームプレートに××●子と書いてあります・・・                                              待っていたのは女性の検事さんでした!

「Nさんですね」 (キラリと鋭く光る眼光)

「そうです」

「どうぞ、こちらにお掛けください」

通された検事室は20畳くらいの大きな部屋で検事さんの机はこれまた立派な机です!                                   今時社長室でもこんなに立派なデスク置きませんけど・・・                                               その横には事務官がL字型に置かれた細長い机に書類の山に取り囲まれて座っています。                                                                                          私を呼びにきたのはこの事務官です!                                                                      検事さんの椅子は革張りの高級事務椅子、事務官は普通の事務椅子、N事務長はパイプ椅子・・・                                                                                        なんじゃこの差は・・・

以下 ●●女性検事は・・・●● は⑨に続く


2008.4.24 木曜日

N事務長危機一髪 ⑦

●●Dさんの過去●●

暴れるDさんを抑えつけてパトカーに乗せ、両脇を地域課の警察官が固めています!                                                一人の刑事さんがN事務長に近づいてきてこう言いました!

「N事務長ご足労ですが、署までご同行頂き調書を取らせていただきたい!」

「いいですが・・・」

「お時間は取らせませんので!」

「どうやって署まで行きましょうか?」

「宜しければ、私の車に同乗していただいてもかまいません」

「自分の車で行ってもいいですか?」

「構いません、地下駐車場に入れてください」

「分かりました」

「それでは、後ほど署でお会いしましょう!」

いつのまにか、Dさんは手錠を掛けられてます・・・                                                      あーあ、なんてこった!!                                                                               休日無しです!!

警察署に着くと、車を地下駐車場に入れ、刑事課に向かいました・・・                                              刑事課に入ると顔見しりの刑事さん達から

「御苦労さま」

と口ぐちに言われます・・・                                                                    トホホ!                                                                               Dさんはと言うと、奥の取調室にいるようで、大きな声が聞こえます!!

「俺は何~に~もしてないぞ~!                                                                ワッパ外せ~!                                                                           これは、不当逮捕だ~!」

それに対して刑事さんが

「うるさいぞ、D!                                                                         静かにしろ!                                                                          酔ってんのか!                                                                          今日は泊まってもらうからな!」

てな調子です・・・                                                                            さて、若い刑事さんがお茶を出してくれて飲んでいると・・・                                                     さっきの刑事さんが現れました!

「N事務長申し訳ないけど、事務長に対する暴行容疑でDを逮捕するから協力お願いします」

「逮捕ですか?                                                                             大事ですね!」

「実は、ここだけの話だけれど・・・                                                                Dは1年前の傷害罪で執行猶予中なんだ!」

「エッ?」

「そういうことなんだ!                                                                    酔っていても、我々の目の前で暴行したら容赦しない!」

「・・・・・・・・・・」

「ということで、お休みのところ申し訳ないけど、ご協力よろしく!!」

「ハ、ハイ・・・」

てなわけで、調書を取り終わったのが午後7時でした!                                                   そして、後日検察から呼び出しがあるので協力お願いすると言われやっと解放されました・・・                                         それにしてもDさん執行猶予中だったのですね!!                                                           だから、警察の皆さんDさんのことよく知ってるんだ!                                                                     ナルホド!

以下 ●●検察にて●● は⑧に続く


2008.4.23 水曜日

N事務長危機一髪 ⑥

●●現行犯逮捕ダ!●●

病院からのSOS緊急連絡を受けて身繕いをするN事務長・・・                                                 休みで、髭も剃っていませんでした・・・                                                            慌てて電気シェーバーで髭を剃り、スーツに袖を通し、車庫までダッシュ!                                        要した時間5分・・・                                                                               車ではしること15分!

「キキッー!」

車を病院の正面玄関に乗り付けると・・・                                                                  そこには、酔っぱらって座り込むDさん・・・                                                         それを囲む制服を着た地域課の警察官2名・・・                                                                何故か顔なじみの刑事課の刑事さんが2名・・・                                                            普通、警察に電話しても地域課の警察官が2名のんびりと自転車でやってくるのに・・・                                   なんか大事になってます・・・                                                                    あれあれ、パトカーまで止まっています・・・

「おい、D!                                                                          事務長も休みの日なのにオマエの為にわざわざ出勤だぞ!」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「ごくろうさまです!                                                                         すみません警察にご迷惑お掛けしまして・・・」

「N事務長、今日は特に事件も無かったんで!                                                        それにDが病院内で暴れていると・・・                                                           女性職員が助けてくれと通報があれば飛んでくるよ!」

「そうですか・・・                                                                               普段ならば、院内で処理するのに申し訳ありません!」

「ちょっと、事務長こっちに来てくれるかな?」

「はい」

少し離れた場所に一人の刑事さんと移動する!

「Dなんだけど・・・                                                                           今回はだいぶ暴れたんだ!                                                                      後で事務所見てくれるかな・・・                                                                 それと、女性職員が物投げ付けられたらしい!                                                         どうしようか、警察に引っ張っても厳重注意で帰すことになると思うけど・・・                                         事務長から調書とっても、それ以上できないかな・・・                                                      現行犯でもないし、それで、いいかな?」

「そうですね!                                                                          ご迷惑でなければ、お灸だけ据えてください!                                                       ところで刑事さんDさはご存じなんですか?」

「ああ、管内じゃ有名人だ!                                                                     昔はやんちゃだったけど・・・                                                                今は事務長もご存じのとおり酒浸り・・・                                                              毎日何処かでクダ巻いている!」

「そうですか?                                                                           ところで、今日はDさん錆びたナイフ持ってなかったですか?」

「持ってたけれど、あの刃渡りでは銃刀法違反も捕れないわ!」

「使ってないんですね?」

「出してないみたいだ!」

「それは、よかった!                                                                    あんなもの出されたら職員も危ないし、Dさんもいらぬ嫌疑をかけられるから・・・」

「事務長は優しすぎるな!                                                                     Dも危ないところあるから注意しろな!」

「そうですか?」

二人でDさんの元に戻るとDさんはもう一人の刑事さんに説教されている・・・

「Dさん、お酒飲んで病院きても診察しないっていったでしょう・・・」

すると、Dさん普段より目が据わっている!

「ウルセー、オイ事務長!」

言うと同時に座り込んだままそばにあった空のペットボトルをN事務長に向けて投げつけました!                          見事、ペットボトルはN事務長の顔面を直撃!!                                                       その瞬間、今まで優しい顔をしていた二人の刑事さんの形相が変わり・・・

「現行犯ダ!!」

「14:30分、暴行容疑で現行犯、逮捕!!」

というが早いか、Dさんを後ろ手にネジ上げ!!

「D、現行犯ダ、おとなしくしろ!」

と、暴れるDさんを引きずるようにパトカーの後部座席に押し込みました・・・                                       その早業たるや、アッパレの一言!!                                                            Dさんは?

「痛い、痛い、オレは何もしてないぞ~」

さて、刑事さんの目の前でペットボトルをN事務長に投げつけたのがDさんの運のつき、でも、これがN事務長危機一髪ではありませんでした・・・

以下 ●●Dさんの過去●● は⑦に続く


2008.4.22 火曜日

N事務長危機一髪 ⑤

 ●●ある日曜日の午後の出来事●●

一週間振りの休日の日曜日・・・                                                                  午前中は掃除をしたり、洗濯をしたり・・・                                                             あっ、言い忘れてました、N事務長独身なんです!!                                                         午後は普段見られないTV三昧・・・                                                                  「なんでも鑑定団」の再放送見ながらウトウトしていると・・・

「そんなこといいな、できたらいいな・・・」

これ、病院からの着信音です 「ドラえもん」

「もしもし・・・」

「N事務長、お休みのところ申し訳ありません!                                                     医事課のOです!」

「どうしたの?」

「Dさんが暴れてます!」

「暴れてるって?                                                                          また酔ってるの?」

「ハイ!                                                                              アー、こっちきました!」

「ガシャーン!ドーン!」

「キャー!」

「もしもし!」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「もしもし!」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「もしもーーーーし!」

「アッ!N事務長助けて下さい!」

「どうしたー!」

「別の場所から電話しますーーー!」

「プツッ!」

「ツーーー」

何が起こったのか・・・

「そんなこといいな、できたら」 (かちゃ)

「Nだけど、どうした?」

「Dさんが事務所に乱入して、物を投げたりしてます!」

「どうしたの?」

「お酒飲んで、酔っぱらってるから、診察できませんよって言ったら、突然暴れだして・・・」

「それで?」

「今、検査室と放射線科に電話して男性職員呼びました!」

「分かった!                                                                             Dさん男性職員で囲んで!                                                                                            警察呼んで!                                                                          私もすぐ行くから!」

あーあ、Dさんやってくれました・・・                                                                休みの日も深夜も呼び出しは日常茶飯事!                                                        Dさんに限らず、いろんなことをしてくれる患者さまはたくさんいます!                                          警察呼ぶことは少ないけれど!                                                                    事務所乱入して、物を投げてるとは、やってくれます!                                                   私が早いか警察が早いか・・・

N事務長は病院まで車で15分の場所に住んでます!                                                  あまりにも、呼び出しが多いので近くに引越しました!

さて、Dさんどうしたものか・・・                                                                 今日はどんな結末になるのやら!                                                                  最悪の休日!

以下 ●●現行犯逮捕ダ!●● は以下⑥に続く


2008.4.21 月曜日

N事務長危機一髪 ④

●●Dさんの本音●●

「なんで、病院に来てるのに診察ひてくれないんだよ?」

「Dさん・・・                                                                              これだけは前からお願いしているでしょ!」

「病院に来るときはお酒飲むなか?」

「そうです!」

「毎日朝から飲んでるんだから・・・                                                                  そいじゃあ、病院にはこられない~な~」

「Dさん、お酒少し控え目にして下さい」

「でも、酒飲むしかやることにゃいからな~」

「そんなこといわずにね・・・」

「今日、体の調子悪いんだよ~」

「どうしたの?」

「体が重いんだよ~」

「それは、毎日朝からお酒飲んだらそうなります!」

「しょうか!」

「お酒、控えてくださいね!」

「じゃあ、酒飲んでなかったら診てくれるのか?」

「もちろんです!」

「じゃあ、これから朝まで寝て、明日また来ようかな?」

「でも、お酒飲まずに寝たら、明日は体調良くなってると思うよ!」

「だけど、何でお酒飲んでたら診てくんにゃいの?」

「まず、先生としっかりお話できないでしょ!                                                             それに、検査してもきちんとした結果がでない!                                                         お酒飲んでて調子が悪いのか、飲んでなくても悪いのか分からない!」

「いつも言われてることだにゃ~」

「そうですよ!                                                                           先生にもこの間同じこと言われたでしょ!」

「そうだった~な~」

「Dさん、お酒飲むと病院に来たくなるの?」

「ま~な~」

「看護婦さん優ひいし・・・                                                                                  N事務長も話相手になってくれるひ!」

「そうですか」

「先生もちゃんとはなひしてくれるし・・・                                                                 鼻つまみもんのゴロつきの話聞いてくれるのはココだけだきゃらな!」

「そうですか・・・                                                                          話相手にはいつでもなりますから!                                                              ただし、お酒飲んでる時は診察はしませんよ!                                                       いいですね!                                                                           約束ですよ!」

「ひゃい!                                                                              分かったよ・・・                                                                          今日は帰って寝るかにゃ!」

「そうして下さい!                                                                        それと、今日はもうお酒飲まないでね・・・」

Dさんは、おぼつかない足取りでお帰りになられましたが・・・                                                Dさんお家に帰っても一人で寂しいのでしょう・・・                                                       お酒飲むと寂しさが増すみたいです!                                                            でもその度に病院に来られてもな~                                                                  まあこれも地域密着型の病院の宿命かな・・・

以下 ●●ある日曜日の午後の出来事●● は⑤に続く


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