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医療・介護のよもやま話

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2008.6.12 木曜日

通り魔 ③

医療・介護のよもやま話 — admin @ 11:00:40

 ●●事件の全容●●

通り魔に襲われた女児の処置も済み、ご両親も病院に駆け付け医師からケガの状態、処置について説明を受けていますから、あと病院がすることは・・・

警察と報道陣の整理(?)だけです!

とりあえず報道陣は昔のスピッツのように 「キャンキャン」 とウルサイからほっといて、警察の人達にお話聞くことにします・・・

待機部屋として貸した会議室に行くと、なんだか警察の部屋のようになっていました!

無線で話す警察官、携帯で話している刑事さん・・・

顔見知りの刑事さんのところに行き話掛けました!

「刑事さん、診察と処置終わりましたよ!」

「あー、付添の婦警から聞いた!」

「あのご両親に付き添っていた女性の方は婦警さんなんですか?」

「そうだよ!被害者が女の子だからね!」

「いろいろと気を使われるんですね!」

「そう、病院と一緒で警察もそれなりに対応しないと世間からすぐ叩かれるからね!」

「笑えないですよ・・・」

「そうだね・・・」

「ところで、やはり通り魔による事件ですか?」

「断定できないけれど、そうみたいだね!」

「犯人は?」

「それが、全市に検問かけているけど・・・」

「網に掛からない・・・」

「まあ、そんなところだね・・・」

「もう、外は暗いし大変ですね?」

「そうだね、警察も必死なんだけどなー」

「凶器はナイフみたいですね!」

「多分ね!」

「でも、傷は浅かったからあまり切れ味のよくない刃物?」

「おいおい、N事務長は金田一か?」

「ははは、すみません・・・」

「まあ、これ以上は捜査上の守秘義務ということで・・・」

「最後に一つ!これは、カルテに書かなきゃいけませんから教えてください・・・医師からも簡単に聞いてくるよう言われましたので!」

「事件の概要?」

「そうです!」

「6時頃、被害者が塾の帰りに自転車に乗っていた。暗がりで後ろから誰かに引き倒された。びっくりして暴れたら刃物で右腕を切られた。このくらいでいい?」

「なるほど・・・目撃者は?」

「いないんだよ・・・」

「通りがかりの人が女の子が助けてと言って、泣いているのを見つけて通報・・・」

「うんうん・・・」

「いかん、喋りすぎた・・・内密にな!」

「はい、承知しています!でも右腕の切創以外は軽い打撲ですから・・・暴行された様子もないですし・・・可哀そうですけれど、この位のケガで済んで、ある意味よかったといえばよかったのかな?」

「まあ、そうだね・・・」

「取りあえず、頑張って犯人の検挙お願いします!」

「そうだね・・・」

「でも、連絡すごいですよ!」

「何の?」

「学校の非常時の連絡網!」

「そうなの?」

「この病院の小中学生のいる看護師全員の携帯にメール届いてますよ!」

「なんて?」

「6時頃、○○学区で通り魔事件発生、犯人は逃走中、被害者は小学生、児童の外出要注意!ですって!」

「まあ、池田小学校の事件以来警察と学校は連携してるからね!」

「そうですね・・・」

「もういいかな?」

「はい、また何かあったらご連絡ください!ご協力いたします!」

「多分明日ケガの状態とか詳しく聞きにくると思うから・・・」

「担当医師に伝えておきます!」

「担当医師はH先生?」

「そうです!」

「H先生に宜しくお伝えください!」

「はい」

刑事さんは、その日は警察に戻って、女児から事情聴取をしなければならず、これ以上刑事さんに事件の内容聞くのは止めました!犯人早くつかまるといいですが・・・

以下 ●●事件翌日●● は④に続く