大阪・兵庫・神戸・京都、関西で、医師・看護師・薬剤師など転職・求職を希望される医療従事者の方へ病院・医院等医療機関の求人をご紹介

Home  »  医療・介護のよもやま話

医療・介護のよもやま話

関西の医療転職・求人サイト メディコプロ プログ

2008.9.3 水曜日

医療訴訟33

医療・介護のよもやま話 — admin @ 20:21:14

●●保健所にて●● 

W家と病院の仲裁者を自称するAさんの訪問を受け、有償(幾らかは判らないが)による仲裁を拒否した日の夕方、保健所から患者さまのことでという連絡が入りました。

内容は、患者さまの家族から病院のミスにより、患者が適切な治療を受けられず、転医を余儀なくされた。その後、患者は回復することなく、転医先の病院で亡くなったという申し出があったということです。

患者さま家族の言い分は、病院に対して何か行政処分をという申し出であったが、それは出来ない旨お伝えしたということです。

保健所としては、患者さま家族の話は聞いたが、病院に対してそのような申し出があったことを伝え病院側からも意見があれば聞きますとお答しましたということでしたので、翌日、保健所にお伺いすることにしました。

「おはようございます」

「N事務長、ご苦労様です。お忙しいのにすみません」

「いえいえ、こちらこそご迷惑をお掛けしまして」

「確かに、時間は目一杯取られました・・・」

「そうですか?」

「3時間は保健所にいたでしょうか・・・」

「それはそれは、申し訳ありません」

「まあ、仕事ですからしょうがないですね」

「今日はどういたしましょうか?」

「まあ、電話をした時に、先方のことも分かっていたようですし、真偽のほどは別にして先方の言い分に対して病院側の返事を頂けましたら幸いです」

「ご本人さまにも、お伝えしているとおりのお答になりますのでご容赦ください」

「保健所としては、病院さまに患者さまご家族の意向を、きちんとお伝えしたこと、それに対して病院はこう思っているということを言えればいいですから・・・」

「分かりました・・・ところで、今日はどなたにお話しすればいいですか?」

「担当の私と、課長、保健所長も同席させていただきます」

「すごいですね」

「何しろ、昨日、所長を出せと騒いで、所長も立ち会ったものですから・・・」

「やりましたか・・・」

「やってくれました」

「それで、どなたが来ておられました?」

「患者さまの奥さま、息子さん、親戚の叔父さんとその息子・・・Aさんと言っていました・・・」

「そうですか」

「親戚の叔父さんと息子ですか・・・」

「やっぱり違いますか?」

「多分・・・
いや親戚ではないと思います・・・
もちろん、10代くらい遡れば親戚かもしれませが・・・
まあ、親戚付き合いしていたことは確かなようです」

「そうですか・・・」

「それでは、保健所にご迷惑が掛からないようにお話いたしますので、場所はどちらで・・・」

「応接間にどうぞ」

「応接間なんて、保健所にあったんですね、知りませんでした」

「まあ、形ばかりで、荷物置き場になっていますけれど」

「分かりました、お時間掛からないように配慮いたしますので」

「宜しくお願いします」

以下 ●●保健所での会話●● は34に続く