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医療・介護のよもやま話

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2008.9.4 木曜日

医療訴訟34

医療・介護のよもやま話 — admin @ 12:56:21

●●保健所での会話●● 

Aさんをはじめとして、Wさんの奥さん、息子さん、そして多分息子さんの友人でありAさんの会社の社員であろう4人が、保健所に乗り込んだ翌日の朝、保健所では・・・

「N事務長おはようございます」

「所長さま、課長さま、この度はご迷惑をおかけしまして、申し訳ありません」

「相変わらず大変ですな」

「これが、医療、病院の現実です」

「そうかもしれませんね」

「地域医療、救急医療に大いに貢献されている○×病院さんにしてこの有様ですから・・・他の病院も同じですかな・・・」

「そうではないことを祈りますが・・・そんなには差がないかもしれません」

「保健所に掛かってくる、患者さまからのクレームというか申し出件数は圧倒的に○×病院さんは少ないですが・・・今回の原因は何だと思われますか?」

「家族が、ご主人、父親が亡くなられたことに納得出来ないこと、気持ちの整理が出来ないままだということでしょうか」

「まあ、そうでしょうが・・・実際に病院ではどんな経緯があったのですか?」

「カルテ等お持ちしましたが、ご覧になられますか?」

「我々が判断する訳にはいきませんから、掻い摘んでお話頂ければ結構です」

「そうですか・・・」

Wさんの病状、転医後、転医先からの連絡、それ以後の経緯を掻い摘んで話しをすると・・・

「なるほど・・・病院さんからの報告を聞く限りは、病院としては出来うる限りのことをしているように思えますね・・・」

「我々もそのように考えております」

「結果としてご家族にとっては、最悪の事態になりましたが、その事態の後、カルテ開示や、治療経過の説明も行うと言ったわけですね・・・」

「そうです」

「今後、どのようになさいますか?」

「先方がどのように考えておられるかによって、考えていこうと思います」

「それでは、我々保健所としては、納得出来ないならば司法の判断を受けなさいと言っても宜しいですか?」

「構いません」

「分かりました」

「ただし、N事務長、最初の入院に至るまでの経緯がちょっと甘かったですね」

「確かにその点は病院としても反省しております」

「患者さまがどう言おうと、するべき医療はするということを今後は徹底していきます」

「そうですね、お金が取れないにしても、それは必要ですね」

「心してそのように取り組みます」

「ところで、今回保健所に来られた奥さま、息子さん以外の2人はどなたかご存じですか?」

「近所の方です」

「そうですか・・・ちょっと気になりましたから」

「所長さまもそう思いになられましたか・・・先ほどもお話したのですが、仲裁というか仲介に入ってきています」

「そうですか・・・それにしても、奥さま、息子さまも尋常な騒ぎ様ではありませんでしたからね・・・」

「申し訳ありません」

「N事務長が謝ることはありませんが、保健所の機能が止まってしまうほどの大騒ぎでした・・・」

「凄かったですか?」

「それはもう・・・でも、N事務長はいつもあの手合いを相手にしている訳ですか?」

「まあ、そうですね・・・」

「御苦労さまとしか言えませんね・・・」

「どういたしまして」

「それでは、明日、4人揃って保健所の見解を聞きに来ると言っておりましたので、その結果はまたご報告いたします」

「宜しくお願いいたします」

明日、保健所に来るわけですか・・・これは、明日も一悶着ありそうです・・・

以下 ●●保健所からの緊急連絡●● は35に続く