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医療・介護のよもやま話

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2008.9.11 木曜日

医療訴訟41

医療・介護のよもやま話 — admin @ 16:02:03

●●息子さんと相談室にて●● 

Wさんの息子さんの巨体を何とか相談室に向けましたが、何を言い出すやら・・・
間違いなく、言った言わないの話でしょう・・・

「さあさあどうぞ、お掛けください」

「今日は、相談室か?」

「会議室は使用中なもので・・・」

「いつもいつも相談室に通しやがって、オレは、お前に相談なんかないんだよ!」

「別に、相談はなくてもいいですが・・・
相談室だから相談しなければいけない訳じゃありませんから」

「この野郎、やっぱりオレのこと馬鹿にしてやがる!」

「そんなことはありませんよ。今日はどうされたのですか?」

「どうされたも。こうされたもあるか!」

「そうですか?」

「何がそうですかだ!医者だよ、医者!親父の入院を断った医者にあいに来たんだ!」

「入院を断った医師などおりません」

「何言ってるんだ!土曜の午後に診察しているSという医者がいるだろう!」

「確かに、S医師は在籍しておりますが・・・
S医師は以前にもお話しましたとおり、Wさんに今まで診て貰っているE内科部長を呼ぶから、診察して貰いなさいと言ったけれど、Wさんはお断りになられたということです」

「それは、後から話を作ったんだろ!」

「そんなことはしません」

「お前らの言うことが信じられるか!」

「そう言われても、信じて貰うしかないです」

「オレの母親が、そのSとか言う医者に入院させてくれと言ったけれど、お願いしたけれど、断られたと言っているんだ!」

「ですから、そのような事実はないと言っているんです」

「母親が嘘を言ってるというのか?」

「嘘とは言っておりません。勘違いじゃないかと思うだけです」

「何だとこの野郎!」

「この野郎でも、糞野郎でも構いませんが、これは事実ですので」

「そんな証拠が何処にあるんだ!」

「残念ながら、診察時に担当した看護師がお母様は診察室に入っていないと断言しています」

「誰だ、その看護師は?」

「その日に、担当した看護師です」

「だから、誰だ?」

「残念ながら教えられません」

「どうしてだ!」

「Wさんのように、声を張り上げて、大きな声を出して、人を威圧する方には教えられません」

「何だと!」

「ほら見てごらんなさい。私にも大きな声出してる。まあいいですけれど、普通にお話された方がいいですよ」

「オレはこれが普通だ!」

「それならば、しょうがありません・・・
ということで、S医師にお母様が会っていないことはお伝えしましたから・・・」

「それは、病院の言い分だろ!」

「もちろんそうですが、何人もの職員が言うのですから、真実味があります」

「じゃあ、オレの母親が嘘つきだと!」

「先ほどからお伝えしておりますとおり、嘘をついているのではなく、勘違いされておられるか、思い込んでしまっておられると我々は考えております。
大事なご主人を亡くされて、その原因を考えた結果、そうなってしまったのでしょう。
看病していると、疲れも溜まってきますし、言った言わないというのは、Wさんのお母様だけではありませんから・・・
病院ではよくあることです」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

以下 ●●Wさんの息子さんの逆襲●● は42に続く