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医療・介護のよもやま話

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2008.9.20 土曜日

医療訴訟50

医療・介護のよもやま話 — admin @ 18:35:22

●●さすが弁護士●● 

まずは、Wさんの息子の怒声を無視し、話をサクサク進めてくれる、ねずみ?弁護士先生・・・
話が進んで有り難いこと、この上なしです。
まずは、入院時の状況を確認してきました。
W家からも、話は聞いているのでしょう。
しかし、ねずみ?弁護士先生の今日の狙いどころはここではないようです。

さて、話はどんな方向に行くのやら・・・

「入院時の状況は理解出来ました。ところで、O先生、入院時のレントゲン写真を見せて頂いておりますが、どのくらいの状況なのでしょうか?」

「どのくらいと申しますと?」

「軽度で、入院すれば1週間ほどで退院できる。中度で、すぐさま入院して治療を施さないといけない。重度・・・重症で、入院しても回復の期待は出来ないだと、どうですか?」

「B弁護士の分け方でいくと、中度になりますか・・・」

「そうですか」

「ただし、回復については、本人さまの既往症、体力、気力なども関係してきますので一概には言えませんが・・・」

「そうですか・・・E部長の見解は如何ですか?」

「そうですね、疾患と言うのは、皆同じではありませんから、日一日と変化していくものですから、O医師と同意見です」

「E部長の経験からして、入院時にW氏のこのレントゲン写真と同程度の肺炎の患者さまで、治療の甲斐なくお亡くなりになられた方はいらっしゃいますか?」

「そうですね、ゼロではありません」

「ということは、ほとんどが回復するということですか?」

「%を・・・統計は取ったことはありませんが、肺炎が引き金となって、いろんな疾患が併発してお亡くなりになられる方はいます」

「W氏の場合はどうですか?」

「W氏は呼吸器が悪く・・・肺機能の回復がうまくいかなかったと思います」

「分かり易く説明していただけませんか?」

「簡単に言うと、例えですが、冷暖房のエアコンが買った時に比べて具合が悪い、幾ら、フィルターの掃除をしても、買った時ほど効かない、思いきって、業者に内部の掃除を頼んだけれど、やはり買った時のようには治らないということでしょうか」

「そして、買い替えの時期が来ると・・・でも、人間の体は部品の交換は出来ないし、寿命だと・・・」

「例えは悪いですが・・・」

「この野郎!オヤジをエアコンに例えるとはどういうことだ!」

「まあまあ、Wさん、例えですから」

「この野郎!事務長!ふざけるな!何が例えですからダ!」

「W、静かにしろ!」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「つまりは、思ったより、治療の効果が出なかったということですか?」

「そうですね、予想以上に肺の状態が悪かったということです」

「それは、予見出来ませんでしたか?」

「予見というよりは、状況に応じて治療方針を変更していくということです」

「なるほど・・・それで、治療は万全でしたか?」

「そうですね、私もO医師と治療方針を話合いましたが、今、当院で出来うる限りの治療はしたと思っております」

「当院ではとおっしゃいましたが、先生の専門は何ですか?」

「消化器内科です」

「O医師はどうですか?」

「同じく消化器内科です」

「そうですか・・・お二人とも、呼吸器内科の専門ではないのですか・・・」

なるほど、そういう攻め方ですか・・・ここは、一つ助け舟を出さねば・・・さすが弁護士、話の持って行き方が上手い・・・褒めてる場合じゃないか・・・

以下 ●●ねずみ?弁護士はやります●● は51に続く