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医療・介護のよもやま話

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2008.9.23 火曜日

医療訴訟53

医療・介護のよもやま話 — admin @ 17:21:43

●●ねずみ?弁護士は沈黙●● 

転医義務違反の観点から病院の落ち度を探ろうとしたB弁護士・・・
それも、O医師のカルテ記載によって、思惑が外れたようです。
カルテは、本当に大事なもので、その時、その日にあった事実を書き留めておくことの大切さを改めて痛感しました。
よく、医療訴訟のドラマで、カルテ改竄などと言われますけれど・・・
確か、≪白い巨塔≫では、修正液を使って改竄したのが分かって、敗訴していました・・・
修正液をつかうことは、あり得ませんし、今時そんな?なんて思いながら見ていたのを思い出しました。
もちろん、時代背景は随分昔で、ドラマ自体、リメイクだから仕方ないですね・・・
山崎豊子さんにケチを付けている訳ではありませんから、ご容赦を・・・
カルテを改竄すれば、見る人が見ればすぐに分かるでしょう。
それよりも、患者さまの日一日、一刻一刻の状況、状態がわかる大切なものであることが本当に思い知らされます。
記載には、家族へのムンテラの内容もあり、最近は相談業務等も一緒に綴じてあり、患者さまや患者さまの家族など、病院での生活全てがわかる大切な一冊の日記、本、報告書みたいなものです・・・
誰にムンテラしたかを見れば、家族の中で、誰が一番のキーパーソンかも直に分かります。

カルテ開示をお願いに来られる方の中に、ムンテラの部分だけコピーしてくれなんて方が・・・
カルテ開示の理由を聞くことは、出来ませんが、話の中で、遺産相続で揉めており、誰が生前に一番面倒を見ていたかなんてことを争っているなどという方々も、2~3人いました。
そのような方はカルテ以外にも、面会簿のコピーまで頼まれ・・・
保存庫から探し出すのに苦労した覚えがあります。
恐るべきお金に対する執着心と、辟易したものです。
何故なら、中々見つからず時間が掛かっていると、目が血走っていましたから・・・
普通は、後日、きちんとした形でコピーを取りお渡しするのに、今日中にお願いします・・・
時間がないんですなどと・・・
医療に関することでもないので、カルテ開示委員会も持ち回りで書類を回して・・・
簡易委員会の開催とし、了承を取るなんてことも・・・
お金を残して逝った方のご家族もそれぞれに大変です。

それでは、話を戻しましょう。

「B弁護士、ご理解頂けましたか?」

「そうですね、概略は理解出来ました」

「他に、何かご質問があればお答出来ますが・・・」

「もう一度、事実を確認して私の方で質問があれば、改めてお伺いすることにします」

すると、それまで黙っていた、W氏の息子さんが赤鬼のように顔を真赤にして声を張り上げました

「大体、そもそもは、入院させてくれって言ったのに入院させてくれなかった、診察にきても検査もしないお前らが悪いんじゃないのか!」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「オレは、家族をこの病院で殺されたんだ!」

「Wさん、それは以前にもお話しましたし、本日は入院中の説明ということでしたね」

「そんなの関係ねー」

赤鬼の小島よしおですか・・・

「関係ないといわれても困ります。ここで言った言わないの話をするのであれば、時間の無駄です」

「時間の無駄とはなんだ!」

「はっきり言って、無駄です」

「なんだと!」

「喧嘩腰になっておられますよ?」

「この野郎!」

「W、止めろ!手は出すな!」

おっと、Aさんまたしてもナイスフォロー・・・でも、暴れてくれても、それはそれで良かったのですが・・・
大勢の目の前で、暴力を振るう・・・弁護士も見ている・・・逆に、刑事事件にして、終わり・・・

以下 ●●B弁護士の判断●● は54に続く