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医療・介護のよもやま話

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2009.1.31 土曜日

珍客万来Ⅰ-⑤

医療・介護のよもやま話 — admin @ 15:39:18

●●病院へ帰ると●●

馴染みの寿司屋で見つけたカールさん。
お勘定を大将に頼むと、何とその金額5600円・・・
どんだけ~!って叫びました。
だって、その寿司屋は安くて旨いが売りの店・・・
N事務長の普段の支払だって、相当飲んで、食べても3000円台!
どうなっているのでしょうか?

何だか、支払の金額見て頭にきました。
小さい奴、心の狭い奴なんて思わないでください。
でも、いつもの自分より豪勢な物食べているなんて・・・
そう言えば、入った時に頼んでいたのは、鮑だった!

「カールさん。随分豪華な夜食だね?」

「いえ、そんな・・・」

「さっき、鮑握って貰っていたけれど、美味しかった?」

awabi.jpg

「ええ・・・」

「その他に、何食べたの?」

「赤身、中トロ、カンパチ、鯛、雲丹・・・それと、大トロも」

images.jpgimages2.jpgsiromi.jpgtai.jpg

「随分、脂の乗ったネタばかりですね!」

「だって、糖尿病食とやらは、あっさりしているから・・・」

「あのね~」

「ところで、病院には内緒にしてくれる?」

「そんなはずないでしょ!あっ、電話しなきゃ!」

「プルプル」

「あー、Nです!カールさん寿司屋で発見!病棟に伝えて、5分後に戻ります。はい、はい。そうそう。よろしく」

「な、何、話していたの?」

「何じゃないです。病院に帰ったら、皆にお説教されて、明日からは、また自分で生活してね!」

「えー!病院好きなのに・・・3度、食事が出て、お風呂にも入れて・・・」

「それなのに、言うこと聞かないのは、誰ですか?」

「あと、1週間は入院って先生言っていたけど?」

「残念ながら、先生にも連絡したって!お酒飲んでいたら、治療の意味がないし、明日、退院!」

「そんな~」

「ほら、そこの角曲がったら病院ですよ!」

「看護婦さん怒っているかな?」

「そうそう、今日の夜勤は内科病棟の赤鬼、真面目一筋のK主任です!カールさん、覚悟してね」

「え~、K主任?」

角を曲がると同時に、病院の正面玄関が見えました。と同時に、白衣姿のK主任の姿が・・・
「コラッ!カール!どこ行ってたの!」

以下 ●●カールさん病棟に連行●● はⅠ-⑥に続く


2009.1.30 金曜日

珍客万来Ⅰ-④

医療・介護のよもやま話 — admin @ 13:54:29

●●カールさんにお説教●●

馴染みの寿司屋のカウンターの奥にちゃかり座っているカールさんを発見したN事務長・・・
さて、どうやってカールさんにお仕置きを加えるのでしょう?

カールさんとは、直接話をしたことはありませんが、どうやら、寿司屋の大将の言葉を聞いて、カールさんは○×病院の事務長が寿司屋に入ったことを察知したようです。

「大将、オアイソ!」
カールさん、逃げ出そうとしています。

「お客さん、今、頼まれた寿司握ってるところだよ!
それに、おかわりのお酒も、今、温めているから!もう少し、待って!」
何?やっぱり飲んでるの?おかわり?
それならば・・・少し遊んであげましょう!

「大将!やっぱり少しつまんでいくわ!」

「そうこなくっちゃ!はいよー!事務長さまトイレ中止ー!1名さまーカウンターですー!」

「いらっしゃませー」「ませー」
店員の合唱・・・

「お隣いいですか?」

「えっ!あっ!はい」
カールさんの隣に座るN事務長・・・

「事務長、お隣の方が、○×病院に入院されていた方ですよ」

「ああそうですか・・・失礼ですが、いつ頃入院されていらっしゃいましたか?」

「ええ、その・・・少し前に・・・」
少し前じゃなくて、1時間前まででしょ?

「そうですか・・・今、お加減はいかがですか?」

「ええ、まあ、何とか・・・」
何言ってるの?今、治療中じゃない!それも、お寿司、お酒は禁忌、血糖値コントロールの最中でしょ!

「あれ?折角、熱燗出たのに、飲まれないんですか?」

「んっ?ちょっと飲み過ぎたかな?」
飲み過ぎた?

「まあまあ、そう言わずに、お注ぎしますよ」

「いや、まあ・・・そ、そうですか・・・それじゃあ、お言葉に甘えて・・・」
何がお言葉に甘えてだか・・・

「今日は、もう、大分飲まれたんですか?」

「まあね・・・ふー!お酒は熱燗に限るね・・・」
何が、限るねですか・・・カールさんは、N事務長が気が付いていないと思っているようです。

「ところで・・・糖尿病にお酒とお寿司はいかがなものでしょうか?」

「えっ!あっ!・・・な、何?」

「何じゃないですよ、カールさん!」

「えっ!だ、騙された!」

「騙された?・・・騙されたとは、聞き捨てなりませんね!」

「す、すみません」

「残念ながら・・・現行犯逮捕!」

「ひ、ひっ!お許しを!」

「残念でした。さあ、お勘定して帰りましょ!
大将!こちらのお隣さん、お勘定してねー」

「はい、ありがとうございました!
あれっ?事務長も帰るの?」

「あー、10分後に戻ってくるから!」

「ど、どうしたの?病院に忘れもの?」

「そうじゃなくて、脱走犯を現行犯逮捕したから、護送してきます!」

「だ、脱走犯? ご、護送?」

「そう、この人!」
カールさんは、お寿司とお酒で、膨らんだお腹が苦しそうでしたが、小さくなっています・・・
さて、病院への道道、お説教ですね・・・

以下 ●●病院へ帰ると●● はⅠ-⑤に続く
 


2009.1.29 木曜日

珍客万来Ⅰ-③

●●カールさん発見●●

戻ってこないカールさんを探しに、事務室を出たN事務長・・・
まずは、事務当直者に確認します。

「内科病棟に入院している患者さん、病室に戻っていないらしいけれど、見なかった?」

「先程、病棟から連絡がありましたけれど、ロビーにはいらっしゃいません」

「外に出た可能性は?」

「そうですね・・・救急搬送や夜間外来が立て込んでいましたから、その隙に脱走した可能性は無きにしも非ずです」

「そうですか・・・分かりました。もし帰ってきたら、私の携帯に電話ください。
商店街をぐるっと確認してきます!」

「はい。もし、帰ってきたらすぐに連絡入れます」

「ヨロシク」

「御苦労さまですが、お願します」

なんで、夜に患者さまが居なくなるのかというと・・・
○×病院は、私鉄の駅から徒歩5分の場所に建っています。
その駅には有名な神社があって、昔から商店街が開けています。
商店街と言っても、市場や小売店の多い商店街ではなく、
大衆酒場、大衆食堂、立ち吞み、立ち食いそば、お好み焼屋、居酒屋、焼き鳥屋、焼肉屋、寿司屋、一歩裏道に入れば、スナック&カラオケスナックが乱立している昔からの雑多な商店街です。

時々、いるんです。病院食に飽きたからと言い、外食する豪傑が・・・

まずは、駅までのコンビニを探します。
ファミマ・・・居ません
セブン・イレブン・・・居ません
ローソン・・・居ません

ウーン、そうなると・・・まさか、飲食店?
病院に近い順に見て行きましょう・・・

お昼によく行く、大衆食堂・・・居ません
病院の患者さんでもある大将のいる居酒屋・・・居ません
N事務長の御贔屓の寿司屋・・・

「ガラッ」

「事務長!いらっしゃい!奥へどうぞ~!」

「あっ、ごめん大将!後で寄らせて貰うから・・・ちょっと人探しです・・・」

カウンターの奥で、ジャージ姿の男性が、こちらをチラッと見てから、背中を見せます・・・
んっ?怪しい動き・・・もしかして・・・

「大将、トイレ貸してくれる?」

「はいよー!事務長さま、お手洗い~」

「そんな大きな声で・・・」

トイレに向かう途中には、背中を見せた怪しい男性の後ろを通ります。
すると、寿司屋の大将が・・・

「事務長さん、こちらのお客さん、事務長の病院に入院したことあるって言ってたよ~」

「そうですか・・・」
どれどれ、誰ですか?・・・
もしかして?入院したことあるんじゃなくて、今、入院しているんじゃない?
・・・やっぱり!・・・カールさん!

以下 ●●カールさんにお説教●● はⅠ-④に続く


2009.1.28 水曜日

珍客万来Ⅰ-②

●●カールさん入院する●●

さて、カールさんが入院したのは、そもそも持病の糖尿病を悪化させたからです。
カールさん、一人暮らしの上に無精な性格ですから、糖尿病なのに食生活に問題有。
カロリーコントロールなんて、なんのその・・・
食べたい時に食べて、飲みたい時に飲む。
それじゃあ、駄目ですよね・・・

ある日、道端で低血糖で倒れて救急車で運ばれてきました。
道端と言っても、自宅の近くだから、近所の人が救急車を呼んだのですが・・・

緊急入院となり、市の保護官と相談の上、血糖値コントロールを目的として、栄養指導を含めた入院となりました。
入院して2日程は、体調もすぐれなかったようですが・・・
3日もすれば、元気になってきます。
持ち前の明るさで、職員からもカールさんなんて呼ばれていました。

入院して1週間、血糖値のコントロールも上手くいっているようです。
そうなると、カールさん夜になるとそわそわ・・・

何がそわそわって?
お酒です・・・お酒・・・

あと3日で退院という日の夜のこと
N事務長は、いつものように夜の事務仕事・・・

「プルプル」 (かちゃ)

「Nです」

「N事務長!内科病棟です」

「どうしたの?」

「患者さまが一人脱走しました!」

「また?今日は誰?」

「カールさんです」

「カールさん?」

「先日、低血糖で救急搬送された、あのカールおじさんに似ているカールさん!」

「ああ、あの人か・・・」

「そのカールさん・・・」

「それで、どうしたの?」

「20:30頃、お茶買いに行くって言って出て行って、部屋に帰ってないんです」

「もう、21:30か・・・」

「ロビーで新聞とか読んでないか、事務当直の人にも確認したんですが・・・」

「居ないの?」

「はい・・・」

「困ったもんだ」

「すみません・・・」

「今まで、こんなことあった?」

「夜、出て行っても30分くらいで戻っていました・・・」

「そうか・・・病状は?」

「それは、大丈夫です」

「そうですか・・・じゃあ、少し商店街探してきます」

「すみませんが、お願い出来ますか?」

「30分後に、こちらから連絡します」

以下 ●●カールさん発見●● はⅠ-③に続く


2009.1.27 火曜日

珍客万来Ⅰ

医療・介護のよもやま話 — admin @ 17:24:36

病院には、ありとあらゆる人(患者さま)が訪れます。
所得の高い人、低い人
家族と生活している人、一人暮らしの人
高齢の人、若い人
持病を持っている人、風邪を引いた人
重病の人、転んでケガをした人
自分を幸せだと思っている人、不幸だと思っている人
男性、女性
乳幼児
幼児
小学生
中学生
高校生
大学生
社会人
お母さん
お父さん
おじいちゃん
おばあちゃん
書きはじめるとキリがありません。

皆がそれぞれの生活をし、それぞれの考えを持ち、それぞれの人生を送っています。
そんな患者さまの中で綺羅星の如く、病院で働く職員の印象に残っている患者さまの話。

決してクレーマーでは、ありません。
クレーマーではないけれど、迷惑は迷惑。
大迷惑!
大迷惑だけれど、笑ってしまう。
笑ってしまうけれど、許せない。
許せないけれど、許すしかない。
そんな、人達のびっくりする行動をどうぞ!

千客万来ならぬ、珍客万来!

さて、一人目に珍客認定したのは、
45歳、男性、165cm、80kg
短髪、口髭あり
腹回り85cm、今なら立派なメタボ!
でも、メタボじゃなくて、既に糖尿病持ち
一人暮らし、生活保護受給
○×病院には今回が初めての入院
通称カールさん

カールさんと言っても、体型からの由来じゃありません。
その短髪、髭、可愛らしいくるりとした小さな目
体に比べて大きな丸い顔
顔はツルツルの白い肌で、カールおじさんみたいだからです。

2317.jpg

写真を見ながら実物のカールさんを想像してください。
まずは、入院時の様子から話は、はじまります。

以下 ●●カールさん入院する●● はⅠ-②に続く


2009.1.26 月曜日

こんな職員は?後書き

医療・介護のよもやま話 — admin @ 13:13:10

≪こんな職員は?≫も昨日で無事?終了となりました・・・
医療・介護の分野に関わらず、どの職業でも日々新入社員の対応に人事、労務に携わる部署ではこんな光景が繰り広げられていることと思います。

組織には、組織としての理念や方針、達成しなければいけない目標があります。
その組織に所属する個人は、組織に参加することにより、給与という名目で参加時間、参加して発揮した結果に見合う対価を貰う。
文字で書くとこんな簡単なことなんですけれど・・・

組織の理念、方針、目標と言うものの、
理念は、雲を掴むような概念であったり、
進むべき方向を示していない方針であったり、
目標は到底達成出来ない数値であったりします。

個人は個人で、労働時間とはどう考えても言えない、参加時間であったり、
労働力とは言えない、結果のない仕事を延々としていたり・・・

これでは、いつまで経っても、組織と個人は堂々巡り、組織は成り立たず、個人のキャリアアップも望めません。

じゃあ、どうするの?
簡単です。

組織は、分かり易い理念を掲げ、
個人が躊躇なく進める方針を示し、
達成可能な数値目標を立てる。
個人は、自分のキャリアアップの為に、時間、エネルギーを発揮し消費する。

ここで言う、キャリアアップとは、人間力の向上です。
じゃあ、人間力って何?
カッコよく言えば、幸せ係数です。

幸せ系数って何?
まあ、エンゲル係数みたいなものと思って下さい。
収入の中で、食費に掛かる比率のように、
活動している時間の中で幸せと感じる比率のこと・・・
幸せ係数=幸せと感じる時間(h.)/活動時間(h.)

幸せ係数が100に近付けば近付くほど、人間力up!

でも、寝ることが幸せだと思う人は?
それは?・・・
この係数は仕事に関する係数ですから、論外?削除してください。

忙しくて、幸せかどうか考える時間も無い時間は?
それは、時間を有意義に使ったということ、つまらぬことを考える時間が無かったということで、幸せと感じる時間に参入可です。

自分はこんなことしていていいのか?なんて考える時間がない。
よし、次はこんなことしてみたい、あんなことしてみたい。
今度の休みは旅行に行こう。
あの服やあの靴が欲しいなんて考えている時間のなんて幸せなこと・・・

幸せ係数の上昇=人間力のup 間違いなし!
しかし、幸せ係数のup≠給与up です!

給与は後で付いてくるもの。
税金だって、今年度の収入に対しての税金は翌年に納めるでしょ!
さあ、頑張って仕事しましょう!

ところで、給与up=幸せ係数upと思っていたAさんは?
一緒に働く職員や利用者と笑顔で日々を過ごしています。
賞与も本人が思っていたより沢山出たようで、ますます熱心に仕事に取り組んでいます。
来期は給与も上がることでしょう。
自分では気が付かないのでしょうが、幸せ係数がup?

組織の理念、方針、目標を無視して、独りよがりの人間力upを目指したBさんは?
なんと、Aさんを誘った××施設に入職したそうです。
××施設の未来を案じ、Bさんの本当の人間力upを願うばかりです。


2009.1.25 日曜日

こんな職員は?21

医療・介護のよもやま話 — admin @ 19:09:07

●●Aさんを叱責、Bさんに勧告のBさん編●● 

Aさんに引き続きBさんの面談となります・・・
Bさんについては、施設の管理者Fさんから引導を渡すようにお願いされました。
でも、Bさんみたいな人に限って、辞めてと言うと辞めないなんていうから、注意、注意・・・

「Bさん御苦労さまです」

「お疲れ様です。今日は何ですか?」

「そろそろ、試用期間も終わりますから、本人確認を含めて最終面談です」

「本人確認って・・・確認も何も、今日も一杯仕事しました」

「そうですか・・・」
本人は一杯仕事したつもりなんです・・・

「まあ、何とか、仕事やってみようかなと思っていますけれど?」

やっぱり・・・やってみようかなですか・・・
「はあ!やってみようですか?」

「はい。やってあげるではないですよ。やってみようと思っています」

Bさんは、こういうキャラなんです・・・だから、管理者のFさんに見捨てられたのです。
「そうですか・・・Bさん、残念ですが・・・」

「残念ですがって・・・まさか?本採用しないとか言わないですよね?」

「その、残念です!」

「はあ?なんで?理由は?」

「そうですね。まず、第一の理由は利用者に対してボケてるという言葉を使ったこと」

「えー!それだけですか?」

「それだけですかでは、ありません。この一言がこの仕事に対するBさんの気持ちを表していると判断しました」

「そんな大袈裟な!」

「大袈裟ではありません。
例えば、Bさんが瀕死の重傷を負って病院に担ぎ込まれた時に、看護師や医師からこの死に損ないとか言われたらどうします?」

「それとこれとは、違うと思います」

「じゃあ、買い物に行って、安い商品と高い商品で悩んでいて、安い方を選んだ時、販売員に、この貧乏人なんて言われたらどうします?」

「それも、違いませんか?」

「いや、同じことです。ボケなんて言葉は今は差別用語です。それを、本人を目の前にして言えるということは、施設運営上望ましくありません」

「たったそれだけで、採用見送りですか?」

「そうです。たったそれだけと言えることが、この仕事に向いていない証拠です」

「そう!・・・フン!・・・まあ、辞めてあげる!」

辞めてあげるときたか・・・
「そうですね。Bさんにとっても、利用者にとっても、施設にとっても最善の方法だと思います」

「そうね、こんな3Kの職場にもう興味ないわ!」

「そうですか・・・じゃあ、今日まででも結構ですし、辞める日を決めましょう」

「そんなの、今、この時点で辞めてあげます!」

「分かりました。今日まで御苦労さまでした」

「ほんと1か月間、時間の無駄だった!ところで、お給料は出るんでしょうね?」

「もちろんです。働いた分はきちんと出させていただきます」

「じゃあ、いつまでもこんな所にいたら、私にまでボケが移りそうだから、さっさと帰るわ!
じゃあ!サ・ヨ・ウ・ナ・ラ」

最後まで、介護施設の禁句であるボケを連発しますか・・・
まあ、あっさり辞めてくれて助かりました。
不当解雇だなんて言われなくて良かった、良かった。
でも、Bさん間違っても、この業界で働かないでください。
利用者が可愛そう過ぎます。

でも、皆さん、介護保険が創設された10年程前はこんなことが日常茶飯事だったのです。
最近こそ、介護の世界にも変化が見られますが、それでも、ご存知のとおり介護の世界も医療界同様、人手不足です。
でも、言っておきます。決して人手不足なのじゃありません。人材不足なんです。
それも、いい人材が・・・

=完=


2009.1.24 土曜日

こんな職員は?⑳

医療・介護のよもやま話 — admin @ 16:23:36

●●Aさんを叱責、Bさんに勧告●●

Aさん、Bさん両名が、入職後2週間で辞めたいと言った理由が職員を通して分かりました。
Aさんは、人数の足りない、それもあまりいい噂を聞かない施設から金銭で誘われたものの、入職日の指定であっさり断られたということ。
それにしても、本当にその施設は職員が足りなかったのでしょう。
介護職をしたこともないAさんを金銭で誘うなんて・・・
そんな施設に転職しなくて良かったですね。
それに、金銭に釣られて転職してもいいことないですよ!
それって、月々の金額ですよね?
賞与も含めて、年収で聞いた訳じゃないでしょうし、賞与0なんてことも、まま良くある業界ですから・・・
今は、他の職員や利用者と上手くやっているようですし・・・
まあ、面談での無礼な振舞いは水に流してあげてもいいかな。
問題はBさんです。
管理者のFさんに、見捨てられたら、この施設で勤務することは無理です。
残念無念?
ここは、他の職員、利用者、入居者に迷惑が及ばない内に撤収していただきましょう。

ここから、両名の最終面談へと話は飛びます。
まずは、Aさんから・・・

「どうですか、Aさんいろいろありましたが、1か月経ちました。試用期間が終わりに近づいてきましたが・・・
この施設で、介護職をしていく気持ちは固まりましたか?」

「はい、何となくですが、しなければいけないこと、してはいけないことが分かってきました」

「そうですか・・・それは、いいことですね」

「はい・・・」

「そう言えば、入職して直に、この施設を辞めたいと言っていましたけれど・・・今はどうですか?」

「はっ?いえ、その・・・そんなこと・・・言いました・・・すみません」

「ああ、いいですよ!そんなこともあるでしょう」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「でも、Aさんが思うよりも、この業界は狭いですから・・・
先日、施設の集まりがあった時に、ある施設の人が、Aさんて○×施設さんの職員だったんですね。
すみません。まだ仕事決まっていないと思って声掛けてしまいました。なんて言っておられましたよ!」
本当は逆で、手当たり次第に声を掛けるのは止めて下さいと釘を刺したのですけれど・・・

「えっ?あっ?そうですか・・・」

「それで、どうしますか?」

「はい、先輩職員の皆さんにも良くして頂いておりますし、是非、この施設で頑張らせて頂きたいと思っています」

「わかりました。それでは、正式に採用ということで、明日からも頑張ってください」

「はい。こちらこそ宜しくお願いします」

まあ、こんなところでしょう・・・
素直に、辞めたいと言ったこと謝りましたし・・・
これなら続けていけるでしょう。

さてと、問題のBさんは?
Bさんとのやり取りは長くなりそうですから、明日へ・・・

以下 ●●Aさんを叱責、Bさんに勧告のBさん編●● は21に続く


2009.1.23 金曜日

こんな職員は?⑲

医療・介護のよもやま話 — admin @ 10:55:45

●●管理者Fさんの決断●●

普段は職員をまとめる立場だから、温和、柔和な管理者Fさんが、爆発寸前?暴発必至!
起爆スイッチはもう起動してしまったから・・・
とりあえずは、爆竹くらいの威力に抑えてみましょう。

「どうしたのですか?普段は沈着冷静、不言実行、静かなる介護の王道を突き進むFさんが、そんなに声を荒げて?」
まずは、落ち着いて貰いましょう・・・

「えっ?あっ?はい・・・」

「まあまあ、落ち着いて話をしましょう」

「私、落ちついてませんか?」

「ええ、多分・・・変身したばかりのウルトラマン、仮面ライダーくらいのエネルギーを発してます」

「プッ・・・N事務長、ウルトラマンとか仮面ライダーなんて知りませんし・・・」

「そう?世代が違う?」

「少々ですが・・・」
少々って・・・そんなに年違わないでしょうに・・・

「少しは落ち着いたようですね。顔色も普通に戻ってきたようですし・・・」

「いえ、私は怒ってます!怒りが収まらない前に話をさせていただきます」

「はいはい。自分で怒ってますというくらいなら、ある意味冷静でしょう。話して下さい。昨晩のこと」

「まずは、端的に言うと、Bさんは、介護職としての資質がありません。それから介護という仕事をする意味が分かっていません」

「そうですか・・・でも、それは何故?」

「昨晩のことですが・・・就寝時間も過ぎて、半分くらいの入居者の人達が眠ったころ、そう12時くらいだったかな・・・各部屋に見回りに行くから付いてきてと言ったら」

「言ったら?」

「寝てるんだから、起こしたら意味ないし、見回りなんて無駄でしょうですって!」

「なるほど・・・」

「ずっと、寝られなくて、ナースコールを30分おきに鳴らす利用者がいたんですけれど・・・」

「いたわけですね・・・」

「3度目には、別に用もないから無視しましょうですって・・・」

「ほう!」

「別の人からナースコールがあって、トイレ介助をしたら・・・」

「したら?」

「別に私たちを呼ばなくても、自分一人で出来るのに!ですって」

「ウーン」

「挙句の果てに・・・」

「挙句の果てに?」

「3時ころ起きてきた利用者に、○○ちゃん。まだ夜中だよ!ボケてるの?ですって!」

「ちゃん付け、認知症の入居者にボケてるのは笑えませんね!」

「はい、Bさんは介護をする資質なしという判断を下しました」

「そうですか。その他には?」

「管理者はお給料幾ら貰っているんですか?ですって!」

「やっぱり、お金ですか・・・要は、給与のいい仕事をしたいだけですか・・・」

「そうだと思います」

「じゃあ、どうしましょうか?」

「いつでも結構ですから、早目に辞めて頂きます」

「分かりました」

「入居者、利用者に何かあってからでは遅いですから!」

「分かりました。そうしましょう」

以下 ●●Aさんを叱責、Bさんに勧告●● は⑳に続く


2009.1.22 木曜日

こんな職員は?⑱

医療・介護のよもやま話 — admin @ 11:43:53

●●施設管理者FさんのBさん評●●

急遽、Bさんの夜勤研修を担当した介護施設管理者のFさんから連絡があり、Bさんのことで話しをしたいと申し出を受けました。
施設に行こうかと言うN事務長の申し出を断って、病院に来るといいます。
何かあったに違いません。
何かな?
多分、Bさんの介護職としての決定的な欠陥でしょう・・・

そろそろ、10:00です。
場所はこの事務長室がいいでしょう。
機密事項を話すには、この密室感が打って付け・・・

「トントン」 「Fです」
来た来た。

「はーい、どうぞ!」

「失礼します・・・」
そういって、顔を上げた管理者Fさんの顔は夜勤明けで、お化粧が・・・うーん、ボロボロ・・・

「夜勤、ご苦労さま。24時間連続勤務で疲れたでしょ?
さあさあ、そちらに腰かけてください。コーヒーでも飲みますか?」

「いえ、話が終わったら帰って寝ますから、刺激物は・・・」

「そう。それならば早速、話を聞きましょう」

「・・・・・・・・・・」

「どうしたの?」

「心の準備を・・・」

「心の準備?」

「はい・・・昨晩のこと思い出したら・・・」

「思い出したら?」

「怒りが・・・怒りがぶり返してきました!」

「えっ?」

「N事務長!」

「は、はいっ!」

「Bさんですが、もう辞めて貰いましょう!」

「はっ?」

辞めて貰いましょうと言った、管理者Fさんの顔は興奮のせいか赤鬼のように見えます。
夜勤明けで、お化粧が浮いているから、余計に?・・・
いつもは、おっとりしているFさんが・・・
いつもは、静かに話すFさんが・・・
いつもは、優しい笑顔のFさんが・・・
怒気を含んだ、険しい表情で、毒を吐こうとしています。

どうやら、Bさん、管理者Fさんの地雷を踏みつけたようです。
Fさんみたいに、普段優しい人の地雷を踏むと、爆発してしまって、取り返しつかないのに・・・
そうですか、そうですか・・・いいですよ。
管理者Fさん・・・我慢してきた、毒を吐き出してください。
毒くらいなら良いけれど、まさか、原爆とか水爆並みの爆発力、破壊力じゃないでしょうね・・・

くわばら、くわばら・・・

以下 ●●管理者Fさんの決断●● は⑲に続く


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