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医療・介護のよもやま話

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2009.6.27 土曜日

“や”の付く稼業③

医療・介護のよもやま話 — admin @ 18:10:29

●●Yさん居座る●● 

「オレはYや、よろしく頼むわ!」と言ったYさんは、事務長室のドア付近から断りもなくズンズン中に入ってきます。
ソファーの側まで来ると・・・

「事務長!立ってないで、まあ座れや」

まあ座れやって、貴方の部屋じゃないんだから・・・
「Yさんでしたか?ところで今日のご用件は何ですか?」

「ご用件って!だから挨拶!お近づきの印にな」

「もう充分過ぎるほど、近づいてますが・・・1m程の距離ですから・・・」

「距離とか、ワケの分かんないこといってないで、ほら、早く座りな」

「あんまり、時間ないんですけれど・・・」

「そんなこと言うなよ・・・Yさまが、わざわざ尋ねて来たのに」

Yさま?一体誰ですか?
ドアの方向に視線を移すと、経理担当のAさんが心配そうに事務長室の中を覗いています。
Aさんの姿を見つけたYさんがすかさず・・・

「Aちゃん、お茶!冷たいの!」

すると、Aさんが・・・
「そんなもの出せません!N事務長、相手にしなくていいですから」

「冷たいなー・・・オレとAちゃんの仲じゃないか」

「そんな関係全く持ってありませんし、あり得ません!」

また、始まりました・・・
しょうがありません。少しだけ相手にすることにします。

「分かりました。お茶は出ませんが、5分だけならお話聞きます」

「N事務長・・・止めたほうが・・・」

「Aちゃんは黙ってな!事務長さまがお時間下さると言っているんだ!」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「Aさん良いですよ。下がっていてください」

「で、でも・・・」

「ほら、いい子だから、Aちゃんは呼ばれるまで金庫番でもしてて!」

ほう、このYさんは、Aさんが経理ということも知っているんだ・・・
さて、事務仕事にも飽きてきたし、どんな人か話でも聞いてみますか!

「今日はご挨拶ということでしたか?」

「そんなところだな」

「Yさんと仰られましたか?」

「そうそう。Yだ」

「Yさんは当院の患者さまでいらっしゃるワケですか?」

「そりゃそうだろ!患者じゃなければ、病院なんかこないだろ?」

「まあそうですね・・・」
なんだ、地回りの“や”の付く方かと思っていた・・・

「お体は・・・どちらが悪いんですか?」

「昔、体に良くないもの随分、腕から食ったからな」

「はっ?」

「もちろん、今はそんなことしてないぜ」
そう言いながら、Yさんは右腕のシャツを腕捲りして肘の内側を撫ぜています。

「Yさんは、左利きなんですか?」

「何?左利き?いや、右利きだぜ」

「それなら、左腕見せて頂かないと・・・」

「こりゃ、一本取られたな!ハハハハ」

ハハハハじゃないです!
今も、悪いことしていそうです。

以下 ●●Yさんは尚も語る●● は④に続く