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医療・介護のよもやま話

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2010.6.8 火曜日

家族の形62

医療・介護のよもやま話 — admin @ 14:29:23

●●Bさんのご主人の反応Ⅴ●● 

Bさんにも、●×病院の有り難さが少しずつ理解出来てきたようです。
それにしても、奥様の今後の方針については、自分に手間が掛からなければ、何でもいいとまで言い切るのも流石と言えば流石です。

「じゃあ、これからどうすればいいのかな?」

「病棟でE内科部長、病棟師長が待っていると思いますので、そちらで話し合いをして頂ければいいかと思います」

「ふーん、そうかね・・・それは、患者本人も交えてかね?」

「そうなると思います」

「そうだな・・・」

「どうされたんですか?」

「本人は先程言ったとおり、もう生きていくことに執着していないからな・・・」

「それは問題ですね」

「そういうことだ・・・」

「でも、大好きなBさんから、こうしようって言われれば、また気持ちが変わるんじゃないですか?」

「どうだろうか・・・」

「今日、2人で病室で何かあったんですか?」

「何かあったといえばあったかも・・・」

「どうしたんですか?」

「ん、ん・・・」

「ここだけの話で教えて貰えませんか?」

「ま、まあ別に構わないが・・・」

「どうされたんですか?」

「本人に、もう彼女を・・・妻の面倒は見られないって言い切ってしまったけれどな・・・」

「そうしたら、奥さんはどんな反応をされましたか?」

「まあ、少し悲しそうな表情をしていたが・・・」

「それだけですか?」

「あなたに自分の面倒を見てくれとは言えないから・・・しょうがないと」

「はあ・・・しょうがないですか・・・」

「そういうことだ」

「別にいいじゃないですか」

「何がだね?」

「奥さんに気が変わった、もう少し頑張って生きようって声を掛けてあげればいいじゃないですか?」

「それも、ある意味いい加減な励ましだとも思うが・・・」

「確かに、そうかもしれませんが、今まで一緒に暮らしてきた人が命をなくすことを黙って見ているよりはいいんじゃないですか?」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「それに、奥さんのことで警察沙汰になったり、近所や世間の人達から後ろ指差されるのもいやでしょうし」

「それはそうだ」

「ですから、ここは奥さんに何と言われようと、何と思われようともそうしてあげて下さい」

「嘘も方便ということだな?」

「嘘かどうかは知りませんが、今更、さっき言ったことなんか関係ないじゃないですか」

「そうかな?」

「そうですよ、何が正しくて、何が間違っているかなんて誰が決めるんですか?・・・お2人がよければそれでいいじゃないですか」

「そうだよな・・・うんうん」

どうやらBさんも納得のようです。
それにしても、Bさんにとって、何が気になって、何が気にならないのか・・・そのことこそ、本当は聞いてみたいものです。

以下 ●●Bさんと奥さんの今後●● は63に続く