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医療・介護のよもやま話

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2010.6.14 月曜日

家族の形68

医療・介護のよもやま話 — admin @ 19:34:09

●●Bさんの奥さんの激白●● 

言いたいことを言ってもいいのかと訊ねるBさんの奥さんに、病棟師長は聞いてくださいと、E内科部長は奥さんの気持ちが一番大事だと言いますが、3人は事前に打ち合わせでもしたのでしょうか・・・

「病院に入院して分かったことがあります」

「何?」
と病棟師長が聞き返します。

「私は、こんな体になるまでは本当に幸せだったなと・・・」

「そうだったの?」
病棟師長の声は心なしか疑問形です。

「ええ、そのことは本当に、主人にもお礼が言いたいわ」

「じゃあ、今、ご主人もいらっしゃるから、お礼を言ったらどうかしら」

「そうさせて頂きます」

「ご主人にもう少し近くに寄って頂いた方がいいかしら?」

「ええ・・・」

すると、Bさんのご主人は、
「ここで十分聞こえているから・・・それと、お礼とかはいらないし・・・」 
とひとりごちます。

「ご主人はああ言っていらっしゃるけれど、どうする? またの機会にする?」

「ええ、感謝の気持ちは伝わったと思うから・・・もういいです」

「そうよね、じゃあお礼のことはまた別の機会にして、他に何かありますか?」

「じゃあ・・・」

「どうされたの?」

「こんなこと聞いていいのかしらって思って・・・」

「どんなこと?」

「それは・・・」

「いいのよ、今後のことを考えていくのに隠し事をしていても始まらないから、ねえE先生!」

突然振られたE内科部長ですが、そこは申し合わせの成果なのか
「そのとおりです。これからは力を合わせていかないと何事も上手くいかないでしょう。力を合わせるその前に、意見が違ったら話になりません」
とよどみなく、合いの手を入れます。

「何でも言っていいのよ」

「はい、じゃあ・・・」
Bさんの奥さんは少しためらいがちですが、小さな声でポツリポツリと話始めます。
「主人に、一つ聞きたいことがあるの・・・」

「そうなの? 別に一つじゃなくてもいいのよ・・・ねえご主人」

「あ、ああ・・・」

「ああですって、だから何でも聞きたいこと聞いたらいいと思うわ」

「はい・・・」

「いいわよ、何でも聞いてみたら」

「じゃ、じゃあ・・・今、主人は私のことどう思っているのかな?」

「どう思っているって、どういうこと?」

「私には居なくなって貰った方がいいのかなって思ったの・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

以下 ●●Bさんの奥さんの激白Ⅱ●● は69に続く