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医療・介護のよもやま話

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2010.6.19 土曜日

家族の形73

医療・介護のよもやま話 — admin @ 16:42:44

●●Bさんの奥さんの激白Ⅵ●● 

Bさんの奥さんは、自分の口でご主人が自分に死ねと言ったと激白します。
その言葉に対するご主人のリアクションは?
無言、無視、無表情・・・無関心を装っています。

「そうよね? そういう意味でしょ?」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「ねえ、何とか言ったら?」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「皆の前では答えたくないのよね・・・」

「君、いい加減にしなさい」

「何でいい加減にしなくてはいけないの?」

「根も葉もないことを、想像で、そういうことを口にするのは君らしくないよ」
ここはBさんのご主人も、まだ冷静さを装っています。

「根も葉もないことは無いけれど・・・」

E内科部長とN事務長は、Bさんのご主人から直接それに近いことを言われていますから、平然として奥さんを窘められるご主人の図太さに感心しています。

「いや、根も葉もないことをこれ以上家族でもない病院の皆さんにお話するのは止めなさい」

「・・・でも・・・」

「でも、なんだね?」

「私、忘れられないの・・・」

「忘れられない? 何を?」

「私が家で独りで動けずに寝ていた時のことを・・・」

「独りで寝ていたって・・・動けないんだからしょうがないじゃないか」

「独りで寝ていたことを言ってるんじゃないの・・・」

「じゃあ、何だい?」

「何か食べるかって聞いてくれたことあったわね?」

「ああ、そうだね」

「私が、おうどんが食べたいって言ったことを覚えてる?」

「覚えてるよ・・・」

「あなた、生麺を買ってきてくれたわよね」

「ああ・・・」

「おうどんが食べたい時は、お出しの利いたお汁が飲みたいのよ」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「アナタもそうじゃなくて?」

「ま、まあそうだね・・・」

「でも、アナタは生麺だけを買ってきて私に渡したわよね」

「ああ・・・」

「アナタがお料理が出来ないことは知っていますし、買い物だってしたことがないことも知っていますけれど・・・」

「何だい?」

「普通の人は、おうどんが食べたいと言う病人に生麺は渡さないもの・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

以下 ●●Bさんの奥さんの激白Ⅶ●● は74に続く