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医療・介護のよもやま話

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2010.8.1 日曜日

禁煙17

医療・介護のよもやま話 — admin @ 18:25:05

●●禁煙外来は続くⅡ●● 

見事な担当美人女医の誘導で、自身のタバコにまつわる、嫌な思い出を語るN氏です。
でも、こうやって嫌な思い出を吐きだしていくと、きっとタバコを止めようという動機付けになるのでしょう。

さて、N氏のタバコにまつわる思い出はこの辺りにして、禁煙外来を再開することにします。

「先生、薬の話でしたよね」

「そうです。それじゃあ、Nさんは飲む薬でいいですね?」

「ええ、それでお願いします」

「じゃあ、その薬について説明します」

「はい」

「薬の名前は “チャンピックス” といいます」

「ファイザー製薬でしたっけ?」

「Nさん、よく御存知で」

「いや、先生が説明の為に持っている冊子にファイザーって書いてありますから・・・」

「なんだ、もう話の腰を折らないで」

「失礼しました・・・」

「その薬を飲むと、どうして禁煙出来るのかということを説明します」

「お願いします」

「Nさんの頭の中、脳の中にニコチン受容体というものがあります」

「ニコチン受容体ですか?」

「はい、そうです。その受容体がニコチンと結びつくと、快感を生じさせる物質 “ドパミン” を放出します」

「なるほど」

「この薬はその受容体に結合することで、ニコチンの時よりも少ないドパミンを放出させてニコチン切れのイライラ症状を軽くします」

「じゃあ、いつもドパミンを少量ずつ垂れ流しているわけだ」

「そういうことかな?」

「要は、何時でも軽い興奮、快感状態なわけですか?」

「まあ、そうともとれるけれど・・・」

「敢えて、タバコを吸わなくてもいいように体を慣らすんですね?」

「それと、ニコチン受容体をブロックしているから、タバコを吸っても美味しいという満足感が得られにくくするんです」

「要するに、ニコチンが体内に入った時に、ニコチンが結びつく場所、受容体を占拠して、尚且つ “ドパミン” の放出量を制御するってことなんですか?」

「そういうことです。タバコを吸って、ニコチンがニコチン受容体に結びついて “ドパミン” がドパドパ出るのを防ぐわけです」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「あれ? 困った顔されて、どうしましたか?」

「せ、先生、それ笑うところですか?」

「・・・い、いえ、無理には・・・」

「それでは聞き流させて頂きます」

「そうして下さい・・・」

これから禁煙だって、覚悟を決めなければいけない時にそのギャク?(駄洒落)で笑えとは如何なものですか?
“ドパミン” がドパドパ出るって・・・

以下 ●●禁煙外来は続くⅢ●● は18に続く