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医療・介護のよもやま話

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2011.2.14 月曜日

真実は闇の中 64

医療・介護のよもやま話 — admin @ 17:40:34

●●N事務長とIさんⅣ●● 

Iさんに対してしつこくGさんと何か約束をしていないかと聞くN事務長ですが、Iさんはさらりと受け流し続けています。
さて、どうやったらIさんの口を割らすことができるのやら・・・

「要するに、Gさんは私の腕が今こんな状態になっていることは・・・自分と関係がないと言ったわけですか?」

「Gさんの言葉からすると、そう判断せざるを得ません」

「なるほど・・・それでN事務長は、その言葉を聞いてどう思われたのかしら」

「どう思うも何も、Gさんの意見として聞かざるを得ません」

「じゃあ、私の言ったこととどちらを信じるの?」

「現段階では、フィフティーフィフティーです」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「ですから、本当のことをお聞きしたいのです」

「本当のこと? ・・・それじゃあ私が嘘をついているように聞こえるじゃない?」

Iさんの語気が強くなってきました。
要注意です。
Iさんがキレてしまっては、冷静に話を聞くことが不可能になります。
ここはIさんを宥めながら、なんとかGさんとしたであろう約束を聞きだすことに集中することが重要です。

「そんなつもりで言ったのではありません」

「じゃあ、どんなつもりなの?」

「まだお聞きしていないことがあるのじゃないかと思っています」

「聞いてないこと? ・・・まあ、それはあるかもね・・・」

「その、まだ聞いてないことをお聞かせ頂ければと思っています」

「そうなの? ・・・まあいいけれどね・・・」

少し強くなった語気が元に戻りつつあります。

「それを聞けば、Iさんの言っておられることの信憑性が増すと思います」

「信憑性?」

「あ、いや、是非お聞かせ頂きたいと思います」

「そうね・・・Gさんがリハビリ中に私の腕をこんな風にしたと思っていないとは・・・本当にGさんはそう言ったの?」

「ええ、そういうことだと思います」

「言い逃れね」

「言い逃れですか?」

「そんなことを言って逃げられるとでも思っているのかしら」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「Gさんはね、リハビリ中に私が 『痛い』 って言ったら・・・」

「言ったらどうしたんですか?」

「すみません、すみませんって謝り続けていたのよ」

「謝り続けたのですか?」

「ええそうよ」

「それでGさんはどうしたのですか?」

「少し力を入れ過ぎたかもしれないって言ったわ」

「力を入れ過ぎた・・・ですか」

「そうよ」

「それから何か言いましたか?」

「多分大丈夫だと思うけれど・・・」

「思うけれど、何ですか?」

「念の為に1週間後にまだ痛いようだった診察を受けてくださいって言いました」

「1週間後に診察を受けろと言ったのですね」

「ええ、もし何か結果が悪くてもその時は・・・」

「その時は何ですか?」

「自分が責任を取ると言いました」

「せ、責任を取るですか?」

「ええ、そうよ」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

以下 ●●N事務長とIさんⅤ●● は65に続く