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医療・介護のよもやま話

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2011.6.12 日曜日

真実は闇の中 159

医療・介護のよもやま話 — admin @ 23:07:06

●●Gさんに連絡Ⅱ●● 

IさんとIさんの息子さんが帰った後、Iさんの息子さんから依頼を受けた話し合いの日程を決める為にGさんに連絡をしましたが、Gさんの携帯電話は繋がりません。
携帯電話はワンコール後に 『この電話は電波の繋がらない場所にあるか、電源が入っていません』 と空しく繰り返すだけ・・・
もしかすると、充電の為に電源を切っているかもしれないと考えて、Gさんの自宅に電話をするものの、小さいお子さんが居て家に居るはずの奥さんも電話に出ません。
勿論、奥さんだって夕飯時とは言え、外出することもあるでしょうし、ちょっと近所に足りないものの買い物に出掛けるなんてことも考えられます。
ここは気を取り直して、30分程してからGさんの携帯にもう一度連絡をしてみることにします。

それにしても、何か腑に落ちません。
腑に落ちないと言うよりも、嫌な予感がします。

まさか、一家で夜逃げ?
まさかのまさか・・・そんなことはないでしょう。
でも、そのまさかに備えて、Gさんが入職した時の入職書類の中に保証人の用紙があるはずですから、それを確認する為に総務の事務室に出向きます。

「先月の退職者の書類は整理を終えて、倉庫に移しましたか?」

「いいえ、まだ倉庫には入れていません。 先月の退職者の2人の書類はここにあります」
と、総務の女性職員が机の上のファイル立てから2冊の紙ファイルを持ち上げてN事務長に見せます。

「その中にGさんのファイルがあるよね?」

「Gさんですか?」

「そう、リハビリ科のGさん」

「はい、こちらになります」

総務の女性職員からGさんに関する書類がまとめて入れてある紙ファイルを受け取ったN事務長は 
「そのファイルを借ります」
と言い、ファイルを女性事務員から受け取ってから、総務の事務室を出て事務長室に戻ります。

事務長室戻ってから、紙ファイルの中からGさんに関する書類を取り出すと、入職時に提出した書類や社会保障関連書類、理学療法士免許証のコピー、在職中の各種査定や人事評価表などが入っています。
何枚もある入職時書類の中から保証人の用紙を取り出します。
保証人の欄を確認すると、続柄は父となっています。
そして、Gさんのお父さんの住所は隣のO市です。
これならばイザという時、Gさんの代わりに連絡を取ることも、最悪訪問することさえ容易に出来そうです。
ひとまず、Gさんの保証人であるお父さんの名前と住所、電話番号を控えてからファイルに書類を揃えて入れてから一息つきます。
Gさんの保証人を確認したからといって、このままのんびりしている訳にもいきませんから、Gさんの書類をまとめた紙ファイルを持って総務の事務室に戻り、Gさんの紙ファイルを女性事務員に返します。

「何か、必要なものでもありましたか?」

「いえ、ちょっと連絡先の確認をしたかっただけです」

「そうでしたか」

「ところで、退職後の書類はどうしましたか?」

「何の書類でしょうか?」

「雇用保険の離職票とかです」

「郵送しました」

「いつ?」

「ちょっとお待ちください」
そう言って総務の女性事務員は郵便物の記録簿を確認し始めます。
「1週間前に、ご自宅宛に郵送しました」

「そうですか、1週間前に自宅にですか・・・」

「はい、そうです」

「書類の送付先は本人に確認したの?」

「ええ退職日に、今後の書類の送付先は自宅と本人に確認しました」

ということは・・・まさかのまさか、退職したと同時に一家で夜逃げなどという最悪のケースは無さそうで一安心です・・・

以下 ●●Gさんに連絡Ⅲ●● は160に続く