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医療・介護のよもやま話

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2011.6.28 火曜日

真実は闇の中 172

医療・介護のよもやま話 — admin @ 19:03:29

●●報告Ⅳ●●

案の定? 予想したとおりの反応をIさんの息子さんは示しました。
電話越しの対応ですが、Iさんの息子さんが絶句している様子が手に取るように分かります。
N事務長が嘘をついていると疑う余地もないほど驚き、どうしていいのか分からない様子です。

「さぞ驚かれたことと思います」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「Iさん、大丈夫ですか?」

「え、ええ・・・N事務長、僕のことをからかったりしていませんよね」

「勿論です。 決してそんなことはありません」
そう、お聞きになる気持ちはよく理解出来ます。私だってGさんのお母さんからGさんが亡くなったことを電話で聞いた時は、騙されているかもしれないと思いました。

「そうか、こんなことってあるんですね」

「はい、嘘のような本当の話とは、まさにこのことです」

「嘘のような本当の話か・・・まだ信じられません・・・」

「それはそうでしょう」

「これから、一体どうしたらいいのでしょうか?」

「そうなんです。 それが問題です」

「何だか訳が分からなくなってきましたねえ」

「全くです」

「N事務長は他人事のような言い方をしますけれど、やっぱり他人事ですか?」

「申し訳ありませんが、私もどうしたらいいのか分かりませんし、どうするべきなのかも分かりませんから、他人事に聞こえるかもしれません」

「そうかもしれませんね・・・それで、Gさんのご家族は何か言っておられましたか?」

「何かとは・・・例えばどんなことをでしょうか」

「母のことや、病院のことについてです」

「Iさんのお母さんのことについては、お名前までは出ていませんでした」

「名前は出ていないとは・・・名前は出ていないけれど、Gさんと母との間に問題があったことをご家族には伝えていたということですか?」

「問題というよりも・・・Iさんのお母さんと名指しではなく、患者さまと揉めて、それが原因で病院を辞めざるを得なくなったというような取り方をされておられました」

「なるほどねえ」

「ですから、Iさんのお母さんの名前は出ていないと思います」

「今更、どっちが悪いとか言い争う気もしませんけれど、こちらが悪くもないのに悪者にされれば目覚めが悪いですね」

「それはIさんの仰る通りですし、もしそうであればIさんのお母さんも、さぞご気分が悪いことでしょう」

「それで、今回の母との問題と、Gさんが亡くなったことは関係ないですよね?」

「ええ、私は関係ないと思いますが、Gさんのご両親はそのストレスも多少は関係あったかもしれないと言っておられました」

「ストレスですか?」

「ええ、ストレスと言っておられました」

「でも、世の中にストレスが無い人なんていますか?」

「いないでしょうし、ストレスの元を作ったのはGさん本人です」

「N事務長の言うとおりです」

「Gさんのご家族には、Iさんとの問題の詳細は話していませんけれども・・・お話するかどうかはIさんに相談してからにしようと思っていました」

「そうですか・・・」

「Gさんが居なくなってしまったから、今後のIさんの方針も変わってくると思いますし・・・」

「方針ですか・・・でも、再手術は受けさせます」

「ええ、それはそうされた方がいいと思います」

「ただ、Gさんの責任についてですね・・・」

「ええ、Iさんの気持ちを考えると、何とも・・・言えません」

「気持ちの整理をつけるのに・・・良い悪いは別にして、お金で解決することすら難しくなったということですね」

「はい、そうなります・・・」

以下 ●●報告Ⅴ●● は173に続く 


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