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医療・介護のよもやま話

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2011.6.29 水曜日

真実は闇の中 173

医療・介護のよもやま話 — admin @ 17:45:18

●●報告Ⅴ●● 

Iさんの息子さんは、Iさんに再手術は受けさせるけれども、反省と贖罪の意味でGさんに金銭的な負担をさせることが出来ないとなれば、IさんのGさんに対する気持ちの整理がつかないだろうと言います。
しかし、現実に請求する相手であるGさんはもうこの世の中にいません。
最悪のケースを想像すると、Iさんの息子さんはGさんのご家族に請求相手を変えることも考えているのでしょうか?

「どうされますか?」

「私もどうしたらいいのか分かりません」
Iさんのいいようにしてくれればいいのですが、こんな話を聞いた後に、もともと金銭を受け取ることが直接の目的ではなくて、Gさんの反省や贖罪の意味での金銭の負担を求める予定でしたから、じゃあご家族に請求しましょうなんて軽々しくは言えないでしょう。 ましてや、Iさん本人でもないのですから尚更でしょう・・・

「そうですよね・・・」

「世の中は上手くいかないものですね」

「全く、その意見に賛成です」

「でも、まさかこんなオチがつくとは思っていませんでした」

「私もです」

「今となって考えれば、Gさんが○×病院を辞める前に、母の再骨折が判明した時点でN事務長とも、当然Gさんとも話をするべきでした」

「ええ、そうですね・・・」
そうしていたら、今のこの状況は変わっていたでしょうか? いや、その答えは神のみぞ知るということか・・・

「それにしてもこの話を母にしたら、どんな反応をするかな?」

「はい・・・そうですね・・・」

「そうだ、この話はN事務長方からして頂けませんか?」

「わ、私からですか?」

「母の次の診察の時で構いませんから」

「・・・その方がいいですか?」

「ええ、その方がいいと思います。 Gさんのご家族の対応や反応を聞かれても私では答えようがありません」

「確かにそうですけれど・・・」

「じゃあ、それでお願いします」

「・・・ところで・・・少しお考えを聞かせて頂きたいのですけれど・・・」

「何ですか?」

「Iさんは息子さんとして、今後はどうしたらいいと思われますか?」

「今後?」

「ええ、お金のこととか・・・」

「はっきり言って、母もお金に困っているわけじゃないですし、母の治療費ぐらいは私にだって支払いは可能です。ですけれど、あのとおりの性格ですから・・・Gさんが責任を取ると言ったことを守らせようとしているだけだと思います」

「じゃあ、Gさんが居なくなった今となっては、治療費をGさんのご家族に請求するようなことはないと思われますか?」

「そうだと思いますけれど・・・こればっかりは、母と話してみないと分かりません」

「息子さんでも、分かりませんか?」

「ええ、今回のことは母の問題ですし、最後は母の気持ちの問題だと思います。 N事務長は、もし母がGさんのご家族に請求するという方向で話をしたらどうしますか?」

「もし、そうなったら・・・Gさんのご家族には酷な話ですけれど、勿論私にとっても気持ちのいい話ではありませんが、仲介はさせて頂きます」

「それをお聞きして安心しました」

「そうですか・・・」

「やっぱり、母にGさんのことを伝えるのはN事務長しかいないと思います」

「・・・分かりました」

以下 ●●報告Ⅵ●● は174に続く


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