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医療・介護のよもやま話

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2009.10.25 日曜日

行き場のない患者⑮

医療・介護のよもやま話 — admin @ 11:32:28

●●N事務長の見立て●● 

決して他言もしないし、笑ったりもしないというE内科部長の言葉に、N事務長はTさん一行に対する見解を話し始めます。

「まず、前置きで申し訳ありませんが、精神的な病気が伝染するということをE内科部長はどうお考えになりますか?」

「N事務長はそのような症例を、見たことがあるんですか?」

「見たというよりも、感じただけです」

「まあ、そのような症例報告がないわけではありませんが、それは、細菌やウイルスといった伝染とは全く別のものと考えています」

「要するに、生活を一緒にしていくうちに、時間を共有することによって、考え方や物の見方に影響を及ぼすということですよね?」

「まあ、簡単に言えばそういうことかな」

「そうですよね・・・」

「N事務長は、いろんな人と話をしたりしているから、そんなことを感じたこともあるわけですね」

「はい。 奥さんが入院していて、オカシナ言動をする。そのことを旦那さんに話をすると、旦那さんはそれを認めたくないのか、それとも奥さんの言動が普通であると思っているのか、話が噛み合わないことがありました」

「そうですか・・・それと今回のTさん家族、知人どういう風に結びつきますか?」

「そこなんですが・・・Tさんはお子さん3人と暮らしている」

「そうですね」

「そこに、婚姻関係ではない内縁の男が居候している」

「まあ、そのくらいは良くありますよね」

「でも、その前に居候していた別の男性も出入りしている」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「これは、どうでしょうか?」

「うーん」

「Tさんは、若い男性に子供達の前でどのように接しているのか?」

「そうだね・・・」

「外に居る、子供達と若い男性4人の関係がなんだか微妙なんです」

「そうなの?」

「ええ」

「どういうこと?」

「子供達は、まるで少し年の離れた友達、お兄さんみたいに接しています」

「まあ、そんなものでしょう」

「でも、前の内縁の男性と今の内縁の男性では、Tさんの男性に対する接し方も違うでしょうし、子供達もそれに従うと思うのですが・・・」

「そんなことはない。と・・・」

「ええ、どちらかと言えば、前の内縁の男性の方が、主導権を握っているような気がします」

「外では、そうなっているんだ・・・」

「はい」

以下 ●●N事務長の見立てⅡ●● は⑯に続く


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