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医療・介護のよもやま話

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2009.11.26 木曜日

行き場のない患者46

医療・介護のよもやま話 — admin @ 15:27:57

●●作戦会議Ⅲ●● 

Tさんの診断、処置の判断について茫然自失のE内科部長、Tさんの患者さまとしての義務を疑問視する看護部長に、N事務長は事務として診療を受付しないことを提案します。
でも、大丈夫?というのが2人の意見・・・
何ならば、暴れてくれた方が面倒臭くないとまで言い切るN事務長に対して、

「でも、当院の病院方針である患者さまを選ばない、或いは、医療法にも抵触しないかな?」

「医療法については、問題ないです。関係機関には連絡しますから・・・今までも何回もしてきたことです」

「そうですか・・・でも病院方針は?」

「それも、患者さまの権利と義務違反ということで処理します」

「院長へは、どう説明するの?」

「E内科部長からは、こんな患者がいるとそれとなく言って頂いて、私からはリスクマネージメント関連の話として正式に院長に話をします」

「看護部長はどう思われますか?」

「私は、N事務長の意見に賛成だわ」

「看護部長も同席されている会議の議題にさせて頂きます」

「ああ、御前会議ですね?」

「御前会議というか・・・」

「3首脳会議でしたっけ?」

「E内科部長、2首脳会議+書記程度にして頂けませんか?」

「御謙遜を・・・もしかすると、御前会議の御前はN事務長だったりして?」

「滅相もない。私など単なる用心棒、警備員、+α、少しパソコン好きの事務員です」

と少しE内科部長の気持ちも緩んできたので、事務長室から見たTさんの様子を報告することにしました。
「E内科部長、先程、事務長室からTさんの様子を見ていたって言いましたよね」

「ええ」

「今日は上手くいったってTさんが話していたと言いましたが・・・」

「それは、聞きました」

「私にはそれ以上にTさんと付添の男性陣の関係が気になるんです」

「どういうこと?」

「全てはTさんが指図して、彼等は踊らされているだけのような気がするんです」

「そうなの?」

「看護部長はどう思われます?」

「そうね、茶髪の彼と話しをしましたが、見かけは今時の若い子でチャラ系?って言うんですか?・・・でも、話しをしたら普通の子でした」

「そうでしょう。上から2人の会話を聞いていたら、親子の会話、母親と息子の会話みたいなんです」

「でも、内縁関係なんですよね?」

「そうみたいなんですが・・・要は、茶髪作業着君はマザコン気味で、お母さんにいいところを見せようとして頑張っているとしか思えないんです」

「でも、何処かの病院で事務員に暴力を振るったとか聞いたけど・・・」

「それも、茶髪作業着君のアピールのし過ぎではないかと私は考えています」

「だから、受付で事務員が診察を受付なくても問題なしと?」

「ええ、多少の言葉の暴力や威嚇はするでしょうけれど、そこまで馬鹿じゃないと思っています」

「なるほどね・・・」

「もし、何か言われたら、事務長の命令だからって言わせれば彼等の怒りの矛先は私に向くでしょうし・・・」

「その後はどうするの?」

「交渉のテーブルに着かせます」

「交渉?」

「ええ、Tさんが診療目的で来院しているのにTさんと話をするのも変ですし・・・病気が病気ですから・・・精神状態が安定していると思われる時に、本人と話をさせて頂きます」

以下 ●●作戦会議Ⅳ●● は47に続く


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