行き場のない患者136
●●ノッポ君の再コンタクトⅤ●●
どうやら、近所の診療所やクリニックで、Tさんはワザと騒ぎを起こして○×病院の名前を出したようです。
そんなことまでして、事を大きくしてもしょうがないのに・・・
Tさんは、他の診療所やクリニックの先生達からのクレームや要望が○×病院に届いて、それに応える為に、○×病院がまたTさんの診療を受け入れるようになると思っているようですが、そんなことはあり得ません。
確かに、あの患者さん何とかなりませんか?くらいの話はあると思いますが (実際に医師会の集まりで、被害を受けた先生達からではなく、それとなく医師会の役員からの打診はありました)、でも、お互いが医師という立場で物を言いますので、あからさまにそのような要望やクレームを言うことはあり得ません。
お互いに大変ですねで終わってしまうのがオチです・・・
病院と診療所、クリニックは持ちつ持たれつの関係です。
近隣の診療所、クリニックは商売敵ではありません。
特に、○×病院のように地域の医療機関との結びつきを大事にしていれば、そんなことは絶対にあり得ません。
口には出さないまでも、診療所やクリニックの医療的な見過ごしをそれとなく指摘して、患者さまにも先生方にも一番いい方法を取ってきたことは、自他共に認めるところです。
だからこそ、直接の被害を受けた先生方の直訴ではなくて、医師会の役員からの話だったのでしょう。
まだ、Tさんは何か良からぬことを考えていそうです。
ここは、ノッポ君を問い詰めてみることにしましょう。
「Kさん、あんまり無茶をしないようにTさんをたしなめたらどうですか?」
「無茶と言えば、無茶なことしていますね・・・」
「医療機関だって、あんまり酷いことされると黙っていませんよ」
「黙っていないとは、どういうことですか?」
「病院はしませんが・・・医師会が中心になって、ブラックリストを、手配書を回したりして・・・」
「そんなことがあるんですか?」
「さあ、どうでしょうか・・・見たことはありませんが、無きにしも非ずでしょう」
「Tは、いろんな人に相談しているようなんです」
「相談?」
「ええ・・・」
「相談って何を?」
「自分の受けている、診療拒否についてです」
「はあ・・・それで誰に?」
「そういうことを専門にしている方々とだけお話しておきます」
「ふーん。そうですか・・・と言うことは、法律的に相談しているということですね?」
「ん、ま、まあ・・・私は反対しているんです」
「まあ、それが普通の考えです」
「そうですよね」
「でも、Tさんが相談するのは勝手だから、私がどうこう言うことではありません」
「でも、事が大きくなってもしょうがないと思いませんか?」
「事が大きくなろうと、どうなろうと、Tさんが○×病院内でしたことは、決して許されることではありません」
「は、はい。そうだと思います」
「弁護士だろうと、なんだろうと相談されてみればいいと思います」
「べ、弁護士なんて言ってませんよ」
「そうなの?・・・そんなに慌てなくてもいいです」
「弁護士に相談しているなんて言ってません。べ、弁護士なんて一言も・・・」
「だから、私の独り言です。例え、そうであっても、何度も言うようですが、それはTさんの考えですから、私がどうこう言うことではありません」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
どうやらTさんは、診療拒否について、弁護士に相談しに行っているようです。
どうぞ、勝手にしてください・・・ご自由に!
以下 ●●ノッポ君の再コンタクトⅥ●● は137に続く