大阪・兵庫・神戸・京都、関西で、医師・看護師・薬剤師など転職・求職を希望される医療従事者の方へ病院・医院等医療機関の求人をご紹介

Home  »  医療・介護のよもやま話

医療・介護のよもやま話

関西の医療転職・求人サイト メディコプロ プログ

2010.6.22 火曜日

家族の形76

医療・介護のよもやま話 — admin @ 16:27:10

●●奥さんの逆襲●● 

自分達に子供が居なかったことの理由はご主人にあると、病室で指摘したBさんの奥さんですが・・・
奥さんは、そのことでご主人のことを、役立たずと罵ります。
???、でもこの場合は役立たずではなくて、種無しとか能無しの方が理にかなっているような気がします。
それとも、種無し、能無しで尚且つ役立たずだったのでしょうか・・・
役立たずという言葉に敏感に反応するBさんのご主人には、役立たずではないという自意識があるからでしょう・・・

「役立たずという言葉は撤回して貰おうか」

「撤回したところで、どうなるというの?」

「男としての沽券に関わる!」

「男としての沽券?」

「ああ、そうだ!」

「あなた幾つなの?」

「年は関係ない!」

「馬鹿みたい・・・」

「馬鹿でも、役立たずと言われるよりはましだ」

Bさんの奥さんの馬鹿みたいという言葉に、病室内にいる当事者の2人以外のE内科部長、病棟師長、N事務長は顔を見合わせて頷き合います。

「ほら、アナタ、今見た?」

「何をだ!」

「今、この病室内にいる全員が私の言うことに納得していましたわよ」

「そんなことはない」

「随分、自信がおありのようね」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「その自信が崩れ去る時に、アナタはどうなるのかしら?」

「どういうことだ?」

「何時でも従順で、アナタに絶対服従で、そしてアナタの役に立たなくなった今の私からこんなことを言われたら、アナタはどうなるのかと思って・・・」

「何を言うつもりかは知らないが、君に何を言われようと私がどうなるわけでもないだろう」

「そうかしら?」

「だから、どういうことなんだ! いい加減にしなさい!」

「そんなに大きな声を出さなくても結構です」

「大きな声など出しておらん!」

「いえ、充分大きな声ですわ」

「なんだと?」

「ねえ、師長さん、この人にもう少し小さな声でも聞こえると言ってあげてください」

突然Bさんの奥さんから振られた病棟師長ですが、気を取り直してご主人に話しかけます。
「そうね、奥さんの言うとおりかしら・・・もう少し、小さな声でも十分聞こえますわ」

「そ、そうかね・・・」

「病室は狭いですから、もう少し穏やかにまいりましょう」

「あ、ああ・・・」

病棟師長の取りなしにBさんのご主人も心無しか意気消沈の様子です。

以下 ●●奥さんの逆襲Ⅱ●● は77に続く


コメント (0) »

この記事にはまだコメントがついていません。

コメント RSS

コメントをどうぞ