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医療・介護のよもやま話

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2010.6.23 水曜日

家族の形77

医療・介護のよもやま話 — admin @ 11:52:07

●●奥さんの逆襲Ⅱ●● 

Bさんの奥さんの持って回った言い方に、少しばかりキレ気味のBさんのご主人です。
そんなに勿体ぶって、奥さんは一体何をご主人に言いたいのでしょうか・・・

「ところでBさん、ご主人に言いたいことは何なのかしら?」
病室内にいる全員が思っている質問をさりげなく言える病棟師長はやはり大物?それともKY?

「そうだ、師長さんの言うとおりだ。言いたいことがあればはっきり言いなさい」
Bさんのご主人も気を取り直して、奥さんに立ち向かいます。

「そうね、そろそろいいかな?」

「何がそろそろいいかな?だ! 私が気が短いことを知っているだろ?」

「アナタの気が短いことは関係ないわ」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「私は、おうどんが食べたいと言った時に、アナタが生麺だけ買ってきたことや、お菓子やお湯も無いのにカップ麺を買ってきて、手が届くか届かないギリギリのところにわざと置いていったことを、私が喜んでいたと思い違いしているあなたに本当のことを分かって貰いたいだけなの・・・」

「思い違い?」

「ええ、アナタは・・・アナタにとっての私は・・・いつも従順で、何でもアナタの言うことを聞いて、アナタに歯向かったり、意見を言ったりしない・・・アナタの召使だと思っていませんこと?」

「召使?」

「召使じゃなければ、アナタの玩具?」

「玩具?」

「玩具じゃなければ、ペットかしら?」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「ペットでも犬や猫は、他人に自分の思っていることを伝えられないけれど、残念ながら私は人としての言葉が話せるの」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「だから、折角の機会だから言葉の話せるあなたのペットとして、あなたにペットの飼い方を正しく理解して貰おうと思ってますわ」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「さっきから、黙っていらしゃいますけれど、どうかなさいました?」

「イヤ・・・どうもしていない・・・」

「あまりにも、無口なので・・・ご気分でも悪いのかしら?」

「いや・・・」

「気分が悪くなってもここは病院で、今は先生も看護師さんもいらっしゃるから大丈夫ですよね」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「ああそうか、気分が悪いと言っても、体調不良じゃなくて精神的なものでしたか?」

「君、喋り過ぎだよ」

「ああ、ゴメンなさい。 お家で倒れて寝込んでからここ何カ月間、誰ともお話していなかったからかしら・・・ついつい余分なことまでお話してしまいましたわ」

「分かったから、言いたいことを早く言ったらどうだ」

「そうですわね・・・もう、アナタも私に何を言われても驚かないでしょうし、折角同席して頂いている先生や師長さんにもお時間を取らせて申し訳ありませんものね・・・」

「いいから、早く言いなさい」

「分かりました・・・」

以下 ●●奥さんの逆襲Ⅲ●● は78に続く


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