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医療・介護のよもやま話

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2010.6.26 土曜日

家族の形80

医療・介護のよもやま話 — admin @ 16:38:57

●●奥さんの逆襲Ⅴ●● 

2人きりになると何をされるか、何を言われるか分からないので病室に居る皆に証人になって欲しいというBさんの奥さんですが・・・
今、病室に居るのは、Bさん夫婦を除くとE内科部長、病棟師長、N事務長の3人です。
すっかりBさん夫婦2人の言い争い?に呆気にとられてしまい、話し合いの主導権をBさんの奥さんに握られてしまいました。
今後のことを決める上でも、言いたいことを2人で言い合うのはいいことですが、なんとなく今回の話し合いの本筋から逸脱している気がしないでもありません。
しかし、ここは我慢して奥さんの言いたいことを言わせてあげて、お2人にはすっきりした気分で今後の生活について考えて貰えればいいと思っていました。
が、しかし、2人の会話は病室に居る3人の思ってもいなかった展開に・・・

「私、アナタと別れてもいいと思っています」

「別れる?」

「ええ、そうした方がアナタもいいでしょ?」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「アナタは私以外にも面倒をみてくれる女性がいらっしゃいますし、その方にとっても、そうした方がよろしいじゃないのかしら?」

「君、何を言い出すんだ」

「あら、アナタにとってもいい話じゃありませんか?」

「いい話? 人聞きの悪いことを言わないでくれるかな」

「あら、この期に及んでいい人にならなくてもいいですわ」

「だから、何てこと言うんだ」

「ここに居る病院の方々も、きっとアナタのこといい人だなんて思っていらっしゃらないから。 ねえ師長さん」

「え、ええ。 ま、まあそんなことは・・・」
そんなことを突然振られたら、師長でなくとも言葉に詰まるのは当然のことです。

「あら師長さん、はっきり言って頂いて結構ですよ、この人は何を言われても平気な人ですから」

「君、その言い方は無いな、私だって他人に言われて嫌なことはあるもんだよ」

「そうなの? アナタは他人が何と言おうが、他人は他人、自分は自分で、自分の考えが一番で、自分のことしか考えないから他人の言うことなんか、これっぽっちも気にしてないはずよ」

「そうでもないけれど・・・」

「あら、どうしたの何時になく弱気な発言じゃありませんこと」

「そんなことは・・・」

「ああそうか、私に、何でも言うことを聞く、虫けら同然のペット、玩具だった私に別れましょうと言われて、頭が混乱しているのね」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「別れることにご不満でもありますか?」

「い、いや・・・」

「そうでしょう。 私から意見を言われたことが今まで一度もなかったのに、初めて言われたことが別れましょうでは、混乱もしますわね・・・ホホホ」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「でも私の提案に、ご不満が無いようで安心しましたわ」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

以下 ●●奥さんの逆襲Ⅵ●● は81に続く


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