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医療・介護のよもやま話

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2010.6.27 日曜日

家族の形81

医療・介護のよもやま話 — admin @ 13:25:30

●●奥さんの逆襲Ⅵ●● 

奥さんの話はとんでもない方向へとむかっています。
当初の予定では、Bさんのご主人を説得して、ご主人の協力のもと奥さんの今後のことを皆で考えるはずだったのですが・・・

Bさんの奥さんは、ご主人に対して平然とした態度で “別れましょう” と言いだします。
Bさんの奥さんの発言には、ご主人だけではなく病室に居た3人、E内科部長、病棟師長、N事務長も驚きを隠せません。

「B、Bさん。 何を言い出すの?」

「あら師長さん、驚かせてしまった?」

「そ、それは驚きますよ!」

「そうかしら・・・」

「そうかしらって・・・突然、皆の前でそんなこと、ご主人と別れるなんて言ったら・・・誰だって驚きます」

「そうなのね・・・それはご免なさい」

「いや、Bさんが謝らなくてもいいけれど・・・こんな大事なことを部外者の我々の前で言ってしまって良かったの?」

「ええ、さっきも言ったけれど・・・皆さんが居てくれたから言えたの・・・」

「そうならいいけれど」

「2人きりでこんなこと言っても、主人には無視されるだけですから・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「虫けら扱いされて、虫けらは無視・・・なんちゃって」

「・・・・・・・・・・・・・・・」「・・・・・・・・・・」「・・・・・」

そのギャクは笑えません。 ましてや門外漢の3人にはリアクションも取れません。

Bさんの奥さんに応えられるのは、今はご主人だけです。
「君、そのギャクは笑えないな」

「あら、そう?」

「なんだか君は病気になって、この病院に入院してから人が変わってしまったようだね」

「そうでもありませんわ」

「いや、この病院に来てからの君の言動は変だよ」

「言動じゃなくてよ・・・体は自由に動かないから、言だけでしょ」

「・・・・・・・・・・・・・・・」「・・・・・・・・・・」「・・・・・」

やっぱり、Bさんの奥さんの自虐的な発言には笑えませんし同意も出来ません。

ご主人の言葉を待つだけの3人を安心させるかのように、ご主人が奥さんに言い返します。
「人の言葉の揚げ足を取らなくてもいいから」

「あら、揚げ足を取ったつもりはありませんわ」

「そうかな?」

「ええ、この病院に来てから、家に居る時は独りきりで、誰も話し相手も居なかったけれど、話を聞いてくれる人達が居て、それもアナタのように自分の意見を押し付けるんじゃないのよ」

「私が君に自分の意見を押し付けたことがあるかい?」

「どうでしょうか?・・・ご自分の胸に手を当てて考えてみればいいと思います」

「ああ、そうしてみるよ・・・」

「それで、アナタはどうなの?」

「何が?」

「何がって・・・そのお返事は笑えませんわ・・・」

「何が可笑しいんだい?」

「私の提案についてよ・・・今更、別れないなんて言わないでしょ?」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

以下 ●●奥さんの逆襲Ⅶ●● は82n続く


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