大阪・兵庫・神戸・京都、関西で、医師・看護師・薬剤師など転職・求職を希望される医療従事者の方へ病院・医院等医療機関の求人をご紹介

Home  »  医療・介護のよもやま話

医療・介護のよもやま話

関西の医療転職・求人サイト メディコプロ プログ

2010.6.30 水曜日

家族の形84

医療・介護のよもやま話 — admin @ 12:08:59

●●奥さんの逆襲Ⅷ●● 

それにしても、何故この場で離婚騒動が勃発したのか?
Bさんのご主人も変わっていますが、奥さんも奥さんです。
ある意味、どちらも似た者同士、似た者夫婦です。
E内科部長、病棟師長、N事務長の3人は、離婚に関しては全くの部外者、門外漢であり、そのことについて何を聞かされても、何を聞かれても、なんともお答え出来ませんし、どう対応していいのかも分かりません。
でも、Bさんの奥さんは3人が部外者、門外漢であるからこそ、こんな話・・・離婚話を持ち出したのかもしれません。
奥さんは単に、ご主人を他人の前で落としめたいだけなのかも・・・
否、もしかすると、積年の恨み、ここ数カ月間の自分に対する仕打ちの仕返しなのかもしれません。

どちらにしても、このままでは話し合いの趣旨から外れていくばかりで、収拾がつきません。
一旦誰かが、奥さんの暴走を止めなければいけません。
その役割は、もちろんN事務長?

「これだけ言っても、アナタが気になるのは、自分の体裁やお金のことでしょ?」

「どういうことだ?」

「どうして “そんなことは無いよ” とか、“何と言われようと君が一番だよ”って嘘でも言えないのかしら」

「嘘でいいなら言おうか?」

「いいえ、もう結構です」

「もう結構ですとはどういうことだね?」

「今は、もうアナタに何にも望むこともありませんし、アナタに何かをして貰おうなんて思ってもいません」

「そ、そうなのか・・・じゃあ、もう帰ろうか?」

「ええ、そうして頂いても結構です」

「では、もう2度と会うことはないだろうけれど・・・」

あれあれ、このままではご主人が雲隠れして、もっとも懸念すべき問題、入院費の徴収が出来なくなるかもしれません。
そうなると、ここは当然?N事務長の出番です。

「Bさん、まだお帰りになるのはお待ちください」

「事務長さん、そう言われても・・・このとおり妻がこんな状態ですから」

「だからと言って、ここで逃げるように帰ったら、また元の目阿見です」

「別に逃げるわけじゃないけれど・・・つ、妻が帰れと言っているわけですから」

「それでは、売り言葉に買い言葉じゃないですか?」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「奥さんは病気なんですし、もう少し奥さんの気持ちを受け止めてあげることは出来ませんか?」

「病気だろうが、何だろうが、言っていいことと悪いことがある」

「そうですか・・・」

「事務長さんだって、ここで話を聞いていてそう思わなかったか?」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「何を黙っているんだ?」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「黙っているところをみると、その通り、図星ってわけだな?」

「ざ、残念ながら・・・」

「残念ながら?」

「ええ、残念ですが、そうでもありません」

「そうでもありません?」

「はい、言って悪いことでもないです」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「もしかすると・・・言われて当然かもしれません」

以下 ●●N事務長が諭す●● は85に続く


コメント (0) »

この記事にはまだコメントがついていません。

コメント RSS

コメントをどうぞ